墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
今週木曜日は中学3年生の保護者会、毎日、授業前には”お話タイム”(保護者との個人面談)、
中学3年生のESAT-J対策、等々、多忙を極めるようになってきました。受験シーズンの到来です。
まずは、若くはありませんので、自身の体調管理をしっかりしたいと思っています。
さて、直近のブログでは「小中高生の自死者の高止まり」 、そして「親への暴力行為の急増」
について見てきました。
なんと一週間もたたないうちに、今度は「小中の不登校 最多34万人 11年連続増加」 「いじめ認知6万9752件 2013年以降最多」という記事が大きく取り上げられました。
自死、親への暴力、不登校、いじめ……。
増加、高止まり。
何ということでしょうか。
現在、日本の子どもたちは“受難の時代”を生きているということなのでしょうか。
すべてを一括に述べることなどできるはずもありませんが、あえて言えば “人との関係性の歪み・不健全性”を指摘しないわけにはいきません。
友達関係、先輩後輩関係、対教師関係、そして親子関係などにおける軋轢と葛藤。
無視、排除、支配、暴力、虐待、こうした関係性の歪みが子どもたちを苦しめているのかもしれません。
心理学の泰斗、アドラーの言葉が思い起こされます。
「人間の悩みはすべて人間関係である。」
人間関係の歪みを単に二者間の問題に矮小化するのではなく、広く社会的な風潮や縛りにその本質を見て取ることが大切だと思っています。
貧困、格差、虐待、学校の制度疲労、競争社会、学歴社会、ゲーム依存等々、こうした背景を十分に考慮したうえで、青少年のネガティブな行動や生きづらさに寄り添っていかなければならないと思います。
まとまりのないブログになってしまいましたが、早くも高校3年生が自主勉に来ましたので、このへんで失礼します。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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