本格的な受験シーズンの突入です。
中3生、高3生とも授業日以外にも来室して、学習を進めています。
“塾での自学自習の時間が増えれば増えるほど栄冠に近づく”。
ウエル学院の‘第一の法則’とでも言っておきましょう。
過去問対策の一環として、わたしをこき使うことも覚えてきました。
「関数のグラフ問題で、面積になると……」、「ハイハイ、君の受験校に合った問題を用意しておくよ」。
どこぞの飲食店ではないですが、わたしの気持ちはいつでも「ヨロコンデ!」。
やらされる勉強ではなく、自ら主体性をもってやる勉強、これがねらいです。
受験生一人ひとりとの接触の頻度、時間をより多く取ることによって、不安を抱えながらも心の安定感を図っていきたい。こんな一心で関わっています。
何か気がかりなことなどございましたら、すぐにご一報ください。
保護者の皆様方には、Que Sera Sera(ケセラセラ)「なるようになるさ」という楽観主義を貫いていただきたいと思います。子どもの前では、たとえ心は動揺していても、顔は笑っていてくださいね。お母さんの動揺はわが子に感染してしまいますから。‘感染’、こりごりですね。
今月号では、「子どもは親の意向と正反対な行動をとる」と題してお話させていただきます。
例えば、小学低学年から子どもに“勉強させよう・させようと丸見えの親”。
一般的な傾向ですが、こういう親の子は勉強に後ろ向きになる。親にそのつもりはなくとも、子どもの意識の中で“丸見え”と判断すると、子どもは親の意向に反して“勉強イヤイヤ行動”をとるようになります。
“どうしても大学は出てほしい・丸見えの親”の子。どうしたものか受験勉強に覇気がなく、生きる上での主体性に乏しいことも。
当然親ですから、わが子には期待をかけます。親の理想を意識的にも、無意識的にも子に投影させようとします。自然なことですね。
問題は、そうした期待や理想の投影に子ども側が、言葉は大げさになりますが、“強制”や“支配”を察知したとき、子どもは親の意向に反旗を掲げるのです。
「自分は自分、親の言う通りにはしたくない!」と。こうした子どもの態度を親への一時的な反抗ととるか、自立への一歩ととるか、親への不信感の表れととるか、勉強への動機づけのいたらなさととるか、いろいろです。
勉強や受験に関する親側の意向は、子どもの個性や考え方、能力そして意思を十分にそして時間をかけて配慮し、そのうえで子どもに伝えなければならないと思っています。
そういう意味では中学受験は難しいですね。
子どもの意思というものが形成されないうちにあの荒波に放り出すのですから。
都内の私立入試まで10日ほどになりました。
これまでのがんばりが十分に発揮できるよう、応援しています。
ご家族に皆さまも笑顔と落ち着いた様相で、わが子を見守ってあげてください。
結果がどう出ても、本当にこれまでよくがんばったね、の一言を添えて
おもいきり抱きしめてあげてほしいと思います。
強制や支配とまで言わなくとも、親の都合やエゴについて自省を込めて一考してみることも大切なのではないでしょうか。
わたし自身も親としての、また塾長としての謙虚さを忘れず、受験を乗り切っていきたい所存です。
①「都立高校スピーキング・テスト」(ESAT-J)においてR・A(寺中)、S・M(墨中)が最高評価Aの満点(20点)を取りました。 塾内12人の平均がB評価の16点でした。 皆よくがんばりました!
②英検準2級合格者(全員中3生) R・W(寺中) S・K(寺中) S・M(墨中)
③高3のKさんのお母さんからのお便りです。
「最終評定で、英語が5,化学5,国語5でした。本人はうれしそうで、とても満足そうでした。特に英語と化学は塾のおかげだと思っています。ありがとうございます。(以下略)」 進学校での評定5は立派です。
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