墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
前回は、私立高校によるスポーツ推薦や強引な勧誘について見てきました。
一方、プロ野球球団のスカウトやドラフトに関する最近の傾向が、とても興味深い。
子どもたちの教育にも直結するような内容なので、しばしお付き合いを。
あるベテランスカウトの話なのですが、ここ数年の傾向として、高校や大学の名門校選手をドラフトで上位指名をしなくなったというのです。理由はというと、野球に興味ない方も以下の内容に注目してください。
「高校からプロ並みのトレーニングをしているため、球速も肩の強さも体力もマックスまで来ていて、プロに入ってから伸びない。それに、肩や身体を酷使していて故障が多い。大エースや四番打者になるような選手は、少ないことが分かってきたからです。」 「甲子園有名校の出身者は伸びない」
そう言えば、現在大谷選手とともに、メジャーで大活躍している山本投手(ドジャーズ)、今永投手(カブス)、千賀選手(メッツ)は、いずれも高校時代は無名に近い選手でした。
「プロに入ってから伸びない」との報告は、わたしの教育ワードに変換させてもらうと、「後伸びしない」(先に行ってから伸びない「先伸びしないと」同じ意味)となります。
これまで何度も繰り返してきました。
「小学生の勉強は、中学に入ってから伸びるためのもの。中学の勉強は、高校に入ってから伸びるためのものでなければならない。」
大切なことは、早期より“強く、深く考えさせ、作業させる”習慣を身につけさせることです。
例えば、個人指導。わからなければ、親切な大学生講師が手取り足取り教えてくれます。
しかし、子どもは、これが「勉強」と勘違いしてしまいます。不幸にも、「勉強・イコール・教えてもらうもの」といった誤った思考回路が子どもの中に出来上がってしまうと、あと伸びは期待できません。そばに先生がいないと、自分から勉強へと向かうことはありません。
知識の詰込みや、暗記中心の学習も、考える力や応用力は育たず、地頭も鍛えられません。
勉強は教えてもらうものではなく、自ら主体的に取り組んでいくものです。
ここに教師側の指導力が問われてきます。
「しつけ」という観点で言うと、過保護で過干渉的な学習スタイルは、百害あって一利なしです。その生徒の感性やレベルに合わせた関わりの中で、いかに考える力を身につけさせていくか、まさに親や教師の力量が問われてきます。
本日もお読みいただきありがとうございます。
以下は、恒例の”ウエルの頑張りっ子”の一例です。
≪高校部 評定平均≫ ※高校部もまじめにコツコツ努力しています!
TS君 4.3(科学技術)
HY君 4.4(関東第一)
SR君 4.2(小岩)
FSさん 4.5(深川)
WSさん 4.3(墨田川)
WT君 4.1(城東)
[以上8/31までの集計分]
≪英検2次 合格者≫
※1次試験合格者、2次も全員が合格!
2級 高2 HK君(本所)
準2級 中3 KS君(墨田)
3級 中3 KT君(寺島)
中3 TY君(桜堤)
中3MMさん(墨田)
≪数検 3級≫
中2 KS君(墨田)
※中2のこの時期での3級(中3終了範囲)はお見事!
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お気軽にどうぞ。
以下は、ウエルの頑張りっ子たちの前期・中間テストの結果です。掲載されなかった生徒も、伸びを示している子がたくさんいます。今回は85点以上を載せました。
中学1年
NK君(吾二) 数=87
ST君(桜堤) 社=90、理=91、
英=86
NT君(墨田) 理=98、英=90
HK 君(桜堤) 社=92、英=86
中 学 2 年
MY君(立花) 英=96
KS君(墨田) 国=88、社=95、
数=96、理=95、(英=84)
SKさん(桜堤) 国=85、社=91、
数=87(英=83)
HRさん(桜堤) 数=98,理=88
KH君(桜堤) 国=86、数=94、
理=88
中 学 3 年
HYさん(寺島) 国=87、数=95,
英=97
TH君(寺島) 国=96、数=96,
英=93、社=93、理=98
NIさん(桜堤) 国=92、社=94、
理=86
TY君(桜堤) 社=88
HAさん(小岩三) 数=92
SSさん(墨田) 国=96、英=88
MMさん (墨田)社=85、英=88
KS君(墨田) 国=94、社=93、
理=98,英=100
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