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スマホ考

2015.04.21 塾長ブログ

“贅沢病”と揶揄される痛風に悩まされています。今のところ激しい痛みはないのですが、足指の関節がもぞもぞして、いつ発作に襲われるかびくびくしています。7以下が正常値とされる尿酸値が11.2。お酒を多量に飲むわけではないし、食生活も野菜、大豆、魚が中心の自称“優等生”なのに! 11年前に亡くなったノンべエ親父の体質を受け継いでしまったようです。もっと身になるいいものを遺してくれたらよかったのに。付け加えておきますが、痛風が贅沢病というのは、単なる都市伝説です。

わけあって仕方なく駆け込んだクリニックの先生。これがまるでダメ夫。1か月分の薬を出しておしまいなのです。日常生活や食生活上の注意もしてくれなければ、薬の切れる1か月後のこと、痛みが出た時の対応などアドヴァイスひとつないのです。私も何も聞かずに退室しました。

私には以前から医者を絶対視しないという習性があります。薬が処方されれば、その服用量だとか副作用、飲み合わせをネットで調べます。手術を薦めてきたら、手術をしないで済むより賢明な方法を探します。翌日再びそのクリニックを訪ね(運よく昨日とは別の先生にあたる、それも若い女医さん!)、ネットで調べた薬を打診したところ、「今の平野さんの症状に適しています。よく調べましたね。」とのお褒めの言葉を頂戴し、その場でわざわざ薬局に電話まで入れて在庫を確認してくれました。なんと親切な!(実情は、新任の先生でまだ患者さんがつかず、ヒマしていたようです)。

「お医者様を信じ、すべてをお任せします」というのは、思考を停止させた無責任な態度です。後悔しないためにも、愛する家族のために徹底的に調べ尽くし、最後は自分の頭で判断を下しましょう。

 

さて、本題はスマホです。信州大学の入学式で、学長が新入生に「スマホやめますか、それとも信大生やめますか。スイッチを切って、本を読みましょう。友達と話をしましょう。そして、自分で考えることを習慣づけましょう。自分のもつ知識を総動員して、ものごとを根本から考え、全力で行動することが、独創性豊かな信大生を育てます。」と語りかけました。

時代を反映した価値ある問題提起だと評価します。

今やスマホの利便性や遊戯性は誰もが認めるところです。しかし……。

・個人攻撃や誹謗中傷のため、学校に行けなくなった。
・LINEは「既読」がつくから、見たら絶対返事しなきゃいけない。
・自分で書き込んでおかないと、いつのまにか変なキャラにさせられたら大変。
・試験前なのにLINEに拘束されて勉強に集中できず、成績がみるみる下がった。
・ゲームにはまって、話しかけても完全無視。「パスドラ廃人」になって、人が変わった。
・4歳男児が親のスマホでゲームをし、2日間の利用料が約10万にまでなった。
・5年生クラスがある時期から異様な雰囲気になって調べてみると、無修正の性的動画がはやって
いた。緊急保護者会が開かれ、大方の親がスマホを取り上げることになった。
・「コミュニティーサイト」を使って事件の被害に遭った18歳未満の少年・少女が、昨年1年間で
1421人(前年比128人増)にのぼり最悪だった。殺人1件、児童買春260人、強姦被害
23人……。(4月16日発表)

 

私の見るところ、現実生活が充実し、親子・友達関係が円滑で(大学生はこれを「リア充」と呼びます)、自己肯定感の高い子ほど、スマホに心と時間を奪われることは少ないようです。わが子の現実生活がイキイキするよう援助すること、そして自己肯定感が少しでも高まるよう配慮すること、親としての大切な役割です。

 

{参考・引用文献 ①竹内和雄『スマホチルドレン対応マニュアル』中公新書ラクレ ②今津孝次郎『先生・保護者のためのケータイ・スマホ・ネット教育のすすめ』学事出版}

※「子どもにスマホを持たせる前の注意点」は省略させていただきました。

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