塾長ブログ

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今年度も宜しくお願い申しあげます。

2020.02.09 塾長ブログ

昨年のプロスポーツ界を最も華やいだものにしたのは、女子プロゴルフでした。20歳前後の若くはつらつとした選手たちが、毎試合のようにリーダーズボードの上位を独占し、緊張感ある試合を展開しました。なかでも全英女子オープンという世界的な大会で優勝を遂げた渋野日向子(21)の活躍はめざましかった。実力は折り紙付きですが、彼女の観客に対するもてなしやあの笑顔。おじさんたちのたるんだしわ顔に一筋の明るさをともしてくれました。

シブコのコーチ、青木翔(36)もしっかりとした哲学を持った立派なコーチです。指導のモットーを聞かれて、「老害にならないこと」と冗談交じりに答えていました。曰く、「教えすぎないこと」「先回りして正解を教えないこと」「失敗をどんどんさせること」の3点だそうです。「老害」。いますいます。学生のスポーツ競技で、試合中コギタナイことばを平気で吐くコーチ。自分の思い通りのプレーをしないと、罵声を浴びせるあの連中。

そんな青木コーチも、全英後に一度だけカミナリを落としたというのです。周囲の人への敬意が欠けていると感じたとき、キャディーとの関係を引き合いに出して、「プロとして戦うときに、一緒に戦ってくれるキャディーが必要だし、それに対して尊敬の念を持たないといけない。そこをむげにしたときに、ボクはめちゃめちゃ怒る」「技術を教える以上に選手として育てていかなくちゃいけないのがコーチの仕事」、こう力説します。スポーツを通して選手の人間的な成長を図ること、青木コーチの教えは、この一言に尽きますね。

ウエルもすがすがしさいっぱいの“第2のシブコ”(!?)を育てていくべく、この1年しっかりとした指導をしていきます。今年度も通っていただき、心より感謝申し上げます。

≪小学部≫
2500年前、お釈迦様が子育てについて言及し、「貧乏、読書、母親の感化」の3つの柱を強調しました。当時、書物がふんだんにあったわけではないので、この場合の読書とは、先人の教えを大いに学び、知恵を授かり、他者の幸福のために生かしなさいということなのでしょう。文系・理系を問わず、読書経験に恵まれず、読解力や語彙力に難点を抱える受験生の伸びしろはやはり少ない。

 

今年度も読書に力点を置き、GT教材、論理読解、算トレに取り組んでいきますが、1点だけお知らせしておきたいことがあります。それは教科に入る英語についてです。経験上、母語としての日本語がしっかりしている子は、英語もできるようになります。中学からで十分間に合います。ただし、小学校側の不慣れな英語指導で、英語嫌いになりそうな気配がありましたら、ご連絡下さい。読書の時間(30分)を英語にあて、個人指導致します。ご心配なく!

≪新中学1年≫
3月から英語と数学の授業(板書による集団授業)が始まります。春期講習(3/26~4/2)終了時までには、1学期分のカリキュラムが終了します。中学の勉強は、英・数の2科目がおさえられていれば心配ありません。ウエルの生徒は余裕をもって1学期を過ごせることでしょう。
授業時間の3分の2は教科学習。残りは私からの話が中心になります。何のために勉強するのか? 中学校生活で注意すべきことは何か? 友達や先輩とどう接したらよいのか? 各教科の能率的な勉強方法とは? 部活(私は運動系の部活を強く勧めます)と勉強、塾の両立をいかに図っていくか? そもそも中学生の目指すべきものとは? 高校受験って?等々。新中学1年生は、この3月がとても大切になります。ものの考え方、勉強の作法をきっちりと身に付けさせます。

≪新中学2年≫
元気いっぱいの新中2生。活気があってよろしい。一方、勉強に苦手意識を持つ子も多い。どんな対応をしているか? 英語は毎週テストをして、暗記の習慣と暗記力の強化を図っています。数学は、1つの項目が終了するたびに確認テストを行い、合格するまで何回も『復習➡リテスト』が続けられます。このリテストが授業日以外に設定されるところが味噌で、皆合格を目指して、必死になって取り組んでいます。“リテストかよ、ふざけんな!”という生徒は一人もおらず、「成績が悪ければ自分で責任を取る」といったしつけは徹底されています。

さて、中2は“中だるみ”の時期。要領も身に付いてきます。「悪い要領」に味を占めてしまうこともあります。結果、生活全般がより怠惰な方向へと流れていきます。思春期・反抗期まっただ中で、親ともぶつかり合います。どうぞ、おおいにぶつかり合ってください。1つの視点だけ提示しておけば、中2という時期は、塾を休まず、精力的に部活に取り組んでさえいれば、とりあえず心配はありません。

≪新中学3年≫
4月より本格的に5教科体制になります。1学期は心して部活に打ちこみ、完全燃焼させましょう。部活にいい加減な生徒は、やはり勉強も中途半端です。ウエルのターゲットは、都立上位校です。今の実力より数段上の都立を目指します。内申はオール③ではダメ!と言い続けています。おそらく生徒本人も保護者の方も気の進まない高校のはず。オール③の生徒には、③と④の半々にせよ! オール④以上の生徒は、積極的にグループ作成校(日比谷、戸山、青山、墨田川など)を狙っていくように!と、はっぱをかけています。

今年の新3年生は、授業への集中度もあり、勉強への意欲も高い(生徒が多い)。学校の定期テストの順位をあげるべく、かなり早くから準備に入っています。鞭を入れずとも走ってくれますが、その分怖さもあります。うまく手綱をコントロールしながら、この1年じっくりと取り組んでいきます。クラスとしての雰囲気は最高ですので、おもしろい結果が出そうです。

≪新高校2・3年≫ (新高校1年は別紙にて)
定員厳格化による私立大学の難化や、来年度からの高大接続改革の影響を受け、高2生ばかりでなく現役・浪人生にも飛び火する結果になりました。それは『超安全志向』という形で志望状況に表れています。「何が何でも、今年受からなければ……」という切実感が、各種データからうかがえます。

志願者数を昨年と比較すると、早慶上智とGMARCHで平均8%前後減少しています。津田塾、成城、明治学院、東洋、独協、亜細亜などは20%も減っているのです。驚きの数字です。確かに、受験人口が昨年に比べ1.3%減っていることも一因ですが、一般入試を避けてAO入試や推薦入試にシフトしていること、さらには「記念受験」などはもってのほかで、合格確実な大学を併願するといった傾向が強くなってきています。

まとめますと、以下の4つの要因で受験生は超安全志向にならざるを得ない状況に置かれているのです。①水増し合格を許さない入学定員の厳格化 ②受験に費やす諸費用・経済的な問題 ③来年度から始まる新テスト ④それなりに生きていけばいいとするチャレンジ精神なき「それなり意識」の蔓延。

ここで1点だけ注意しておきたいことがあります。指定校推薦やAO入試、そして学部の選択についてなのですが、「一般入試での苦労を避けたいがため、安易に推薦に飛びつく危険性」です。一般入試での不合格の烙印や、浪人という怖さ、誰でも避けたいものです。しかし、闘わずして得た果実には「毒」が忍び込んでいることがしばしば。それは大学入学後にやってくる“不適応”という毒です。大学での勉強内容は抽象度を増し、自分の興味と異なる学問分野には強い拒絶反応を示すことになります。4年間も耐えられない学生が続出します。大学での転部はかなり難しく、退学せざるを得なくなります。最悪のパターンです。やはり大学というところは、自分が好きで関心のある学部を選択しなければなりません。

2月後半は、高校生全員と個人面談をします。学校生活とともに、今後の学習内容についてもアドバイスします。新高3生には年間の計画表を作成させて、定期テスト終了後に2回目の個人面談をします。

本人の目標を達成させるべく、わたしもこの1年、はりきって指導に当たります。

 

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