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”君は君 我は我なり されど仲良き”(実篤)

2022.09.27 塾長ブログ

前総理、不憫でなりません。
銃弾に倒れ、そして国葬に反対する国民が60%を超えるなんて。

多数決原理からすれば、この葬儀は否決です。
しかし、誤った政治が強行決議し、前総理に対して礼を尽くせない結果に。

ただただ残念です。憲法にのっとり、国会を開いて、国葬について徹底的に議論すればよかったのです。閣議決定など国民不在の独断的なやり方がまずい。「自民党葬」や「内閣葬」にでもしておけば、ここまでの問題にはならなかった。現総理の責任は強く問われることになるでしょう。

つくづく思うのは、権力者たちの身勝手で非民主的な政策が、国民の間にいらぬ分断を生じさせ、人間同士がいがみ合うという構図です。

国葬問題、沖縄の基地問題、隣国朝鮮半島における分断、等々、数えればきりがありません。
国民的な議論の場がなく、友人同士が対立し、いがみ合う。なんて悲しいことなのでしょう。お互い腹を割って、じっくり議論、対話すること。権力者たちは、こうした猶予を与えることなく、独断的に決めてしまう。深い傷を受けるのは、決まってもの言えぬ国民。それも、国民同士が分断されたかたちで。

白樺派の小説家、武者小路実篤が、晩年色紙に野菜の絵とともに書いた言葉。
“君は君 我は我なり されど仲良き”

お互い、好みや意見が違って当然。冷静に話し合いましょう。一致点がなくても結構。でも、君と僕は大の仲良し。こうした関係性が理想ですよね。この関係を壊す政治は許すわけには行けません。

生徒たちにも呼びかけます。

相手に合わすだけが友達ではない。自分の正直な思いを丁寧に伝えることも大事。
ある時は、勇気をふり絞って、言葉にすること。自分の本心を語ること。
自分に嘘をつくのはつらいよね。自分に正直に生きていこうよ。

こうした話にうなずきながら耳を傾けるのは中高の女子生徒。
女の子の友達関係、疲れるね、苦労するね。

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