塾長ブログ

墨田区　東向島　学習塾　ウエル学院平野進学教室からのお便りです。

 

先週、教え子のK君がやってきて、これまた教え子が営む居酒屋ランチに出向きました。

４年ぶりですが、来るなり表情明るく、“うれしい報告”が期待できそうなオーラを出していました。

 

中学・高校の６年間、そして講師として大学・大学院（建築学部）の６年間、ウエルに通い続けてくれました。御年２８歳の好青年です。

 

控えめで、気持ちの優しい学生でした。かなりの達筆で、聞くところによると小学校から始めた書道を中断することなく（同じ師匠の下で）続けているそうです。

 

さて、“うれしい報告”の１つ目は、昨年あの難関試験、１級建築士に見事合格したことです。

公認会計士同様、合格率は１０％前後。

設計事務所での仕事を終えると、夕食はそこそこで勉強です。睡眠時間を削っての毎日ですから、相当ハードだったでしょう。休日はもちろん、資格学校で１日を過ごすことになります。

２０歳代での合格はたいしたものです。

 

思い出すのはK君の大学院卒業制作の追い込み時期です。２ヶ月くらいでしたか、毎晩大学に泊まり込んで取り組んでいました。２２時に塾での仕事を終え、その足で大学に戻るのです。

生真面目と言うか、手抜きと言うものができない性分でした。

 

さて、“うれしい報告”の２つ目は、高校時代からお付き合いしていた女性と入籍し、この９月に結婚式を挙げるとのことです。おめでたいですね。

 

それにしてもK君の生真面目さと言うのか、一途と言ったらよいのか、２０年間にわたる習字の師匠への師事と高校時代から続く女性とのお付き合い、そして結婚。

K君の持ち味ですね。そんな彼だから、６年間もウエルの講師をお願いできたのです。

 

「そこで先生にお願いがあるのですが、結婚式に出席いただけないかと」

 

もちろん即答しました。

「喜んで」

 

本日もお読みいただきありがとうございます。