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都立高校入試・スピーキングテストについて

2022.10.15 塾長ブログ

都立高校入試・英語に加点されるスピーキングテスト(ESAT―J)は、予定通り11月27日(日)に行われるのでしょうか。

導入反対の条例案が提出され、超党派議員連盟も発足されました。また様々な団体による反対の運動が盛り上がっているにもかかわらず、国葬よろしく、東京都からまっとうな説明がありません。公教育にベネッセという私企業が入り込み、テストを作成し、採点をし、中学3年生の個人情報を扱うことは、どう考えても納得がいきませんね。

3年前の大学入試共通テストでの「記述式問題の導入」と「英語民間試験の活用」が社会問題にまで発展し、反対に押し切られてボツになりました。都立のスピーキングテストも同じ道をたどるだろうと楽観していましたが、どうやら実行されそうな気配です。

導入を推し進めてきたのは百合子さんの都民ファーストの会です。これに勇気をもって反対した3人の都民ファーストの会の議員がいます。ほか2名も、採決を欠席しています。前者3名は、なんと除名処分になったとのことです。党への反論は許さない。一瞬、「粛清」という強い言葉がよぎりました。

スピーキングテストの問題点については、「スピーキングテストの闇~中学生の親必読・効果なし、不公正、格差拡大、ベネッセ~」(『週刊文春』10月20日号)、および大内裕和「簒奪される公教育~都立高校入試スピーキングテスト問題とその源流~」(『世界』11月号)に詳しい。こちらにあたってください。

わたしもこのスピーキングテストには反対の立場ですが、中3生には準備させなければなりません。ご存じかと思いますが、とりあえずは、東京都教育委員会の【特設ページ】中学校英語スピーキングテストに3回分の練習問題は掲載されています。最低でも10回は練習しておくようにと指示を出しました。

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