塾長ブログ

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『知の停滞!?』 わが子を大書店に連れていきましょう!!

2021.07.15 塾長ブログ

1回目のワクチン接種時の血圧が……。

ヤバい!

拒絶し続けてきた降圧剤を飲むよう友人でもあるドクターに強く迫られてしまいました。

 

亡き親父は高血圧に糖尿病の持病もち。いらぬ置き土産をもらい受けてしまいました。

 

わたし自身にも運動不足という要因が。

コロナ感染の恐れから、ジムを辞めてしまい、1年半が経ちます。

週2・3回は励んでいたウォーキングにバイク、軽い筋トレ、これができなくなったにもかかわらず、食欲は落ちない。ウォーキングだけは続けていたのですが、摂取カロリーと消費カロリーの差は、この年齢にあって開くばかりでした。

生徒にはセルフコントロールの大切さなど、偉そうに語る一方、自らの体調のコントロールには極めて甘かった、と反省しているところです。

 

食生活とアルコールの摂取量、そして運動量、ゼロから見直します。保護者の方もお体をいたわってあげてください。

 

ワクチンの副反応は?

 

わたし、ありました。

 

眠りにつこうと横になるや、今までに経験したことのない動悸に襲われました。

血圧のこともあり、12時を過ぎていたにもかかわらず、ドクターに電話してしまいました。

脈についていくつかの質問をされ、心配ないから!の一言に救われました。

 

翌朝早くにメールが入っていて、友達のありがたさにあらためて感謝です。

正直、ワクチンは打ちたくありません。

メリットがあることは自覚しつつも、デメリットやリスク(危険性)も決して無視できません。

 

リスクについて、国はもっともっと科学的な情報を提供すべきです。“打て!撃て!”と鉄砲隊ではないのですから。

 

医学や医薬の先進国であるドイツ、12歳から17歳までの青少年にワクチンは推奨しない、との発表がつい最近ありました。

 

「ここにいるみんなが、平野先生の子どもだったら、ワクチン接種は避けるかもしれない」

 

本音で迫る平野塾長の独断発言として、聞き流してください。

 

もちろん、ワクチンについての最低限の勉強はしていますが。

またひとり、私淑し続けてきた作家、ジャーナリストが亡くなりました。

立花隆、享年80歳。

 

『知の巨人』『戦後最大のジャーナリスト』『命懸けのジャーナリスト』など、形容する言葉にあまりあります。

 

もし興味をお持ちでしたら、とりあえず『知の旅は終わらない~僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと~』(文春新書 2020年)に目を通していただきたいのですが、どの作品も例外なく知識量が豊富で、分析力の切れ味が抜群、表現も洗練された名文ばかりです。

 

時の最高権力者・田中角栄の金脈を徹底的に暴きだし、退陣に追い込んだことで一躍スターダムに上げられましたが、政治のみならず、社会、歴史、芸術、宇宙、動物、先端科学、癌、等々、ジャンルを超えた100冊もの著作を残してくれました。

わたしも20冊はゆうに超える書物に当たり、勉強させてもらいました。

そんな立花氏が若者に繰り返し力説してきたことがあります。

 

それは『好奇心』と『知ること』。

 

「『知りたい』という欲求は、食欲や性欲と同じ本能的欲求であり、その知的欲求が文化や科学を発達させてきた」「自分の好奇心に気づくためには、アンテナを立てて書店の中を歩いてみること」。

 

私も通わせてもらいました。神保町にある氏の行きつけの書店、東京堂書店。

いつか出会えるのではないか、はかない思いを抱いて。

わたしが長年、中高生に奨めていることがあります。

 

三省堂など大書店に赴き、まずは新書コーナーに行って、全出版社の新書の背表紙すべてを読んできなさい。

 

次は、自分の興味や趣味(ゲーム、アニメ、ダンス、スポーツなど)に関する書棚に行き、専門書を手に取りなさい。

 

さらには、原書(英語)の階に進み、好きなジャンルに関する著作を眺めてきなさい。

最新の「大人になったらなりたいもの」調査(第一生命)の第1位がなんと「会社員」(小学生男子)でした。

第2位がユーチューバーで、長年上位を占めていた医者や学者・博士が下位に甘んじています。

 

『知の停滞』というべきなのでしょうか、『知の巨人』立花隆氏に見解をご教示賜りたい。

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