墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
9月に入ると、区立中学生の定期考査を目前に控えます。
中学3年生にとっては『内申』のかかる最も重要なテストになります。
モチベーションを上げるべく、毎日、毎時間、叱咤激励がつづきます。
高校3年生、なかでも評定平均値の高い生徒は、いわゆる年内入試(推薦試験)の準備に入ります。
以下は今年度のある有名難関私大(文学系)の志望理由書の一部です(大学名は伏せ、生徒のイニシャルはAとします)。
「これまでにあなたが読んだ文芸書および哲学・学術書(新書を除く)を20冊以上挙げなさい。
その上で、これらの読書を通じて何を考え、何を得てきたか、そして、読書を手がかりに入学後に
何をどのように学びたいかを、具体的な書名を上げて2,000字程度で、必ず志願者本人が記入
して下さい。」
上位大学の文学系学部であるので当然、読書家、文学・哲学青年でなければ推薦の資格はありません。
「文芸書」は小説でよいでしょう。しかし、Aは大学入学後、作家Bの研究をしたいとの希望を申し出
ているにもかかわらず、その作品が2冊しかリストにありません。リストアップされている作品群は、
どれも現代作家のもので、大学の先生方には必ずしも受けがよいとは限りません。
「哲学・学術書(新書は除く)」との指定は、高校生には手厳しい。
難関大学では、むかしの哲学青年への思い入れがいまだに消えてなくならないのでしょうか。
わたしの大々先輩方の口からは、西田幾多郎(『善の研究』)、三木清、サルトル、マルクス、レーニン
など、多様な先人たちの名前を聞いたものですが、現代の高校生には手が届きません。
さて、推薦入試対策も塾長として大切な仕事です。
8月の終わりから、本人の同意のもと、まず手始めに”推薦受け”する書名リストを作り上げていきました。
リストだけではなく、Aにはその著作をしっかり読ませます(面接で突っ込まれることがありますので)。
わたしからは理由づけで、以下の指示を与えました。
①作家B氏の有名どころの著作をあと2・3冊入れたらどうか。
②B氏に繋がるような明治、大正の大文豪の作品を2・3冊入れたらどうか。
③本大学の出身者で直木賞作家C氏の受賞作品2作を入れたらどうか。
④哲学・学術書として、高校生でも読める『〇〇』と『△△』を入れたらどうか。
昨年は、東京理科大の公募推薦に合格した生徒がいました。
志望理由書や面接対策がうまくはまったと、生徒は大喜びでした。
あの満面の喜び、今年もぜひ味わいたい。
ウエルの生徒達に全力投球です。
本日もお読みいただきありがとうございます。
以下は、恒例の”ウエルの頑張りっ子”の一例です。
≪高校部 評定平均≫ ※高校部もまじめにコツコツ努力しています!
TS君 4.3(科学技術)
HY君 4.4(関東第一)
SR君 4.2(小岩)
FSさん 4.5(深川)
WSさん 4.3(墨田川)
[以上8/31までの集計分]
≪英検2次 合格者≫
※1次試験合格者、2次も全員が合格!
2級 高2 HK君(本所)
準2級 中3 KS君(墨田)
3級 中3 KT君(寺島)
中3 TY君(桜堤)
中3MMさん(墨田)
≪数検 3級≫
中2 KS君(墨田)
※中2のこの時期での3級(中3終了範囲)はお見事!
第2学期 生徒募集中!
メールやフリーダイヤルにてお問い合わせください。
お気軽にどうぞ。
以下は、ウエルの頑張りっ子たちの前期・中間テストの結果です。掲載されなかった生徒も、伸びを示している子がたくさんいます。今回は85点以上を載せました。
中学1年
NK君(吾二) 数=87
ST君(桜堤) 社=90、理=91、
英=86
NT君(墨田) 理=98、英=90
HK 君(桜堤) 社=92、英=86
中 学 2 年
MY君(立花) 英=96
KS君(墨田) 国=88、社=95、
数=96、理=95、(英=84)
SKさん(桜堤) 国=85、社=91、
数=87(英=83)
HRさん(桜堤) 数=98,理=88
KH君(桜堤) 国=86、数=94、
理=88
中 学 3 年
HYさん(寺島) 国=87、数=95,
英=97
TH君(寺島) 国=96、数=96,
英=93、社=93、理=98
NIさん(桜堤) 国=92、社=94、
理=86
TY君(桜堤) 社=88
HAさん(小岩三) 数=92
SSさん(墨田) 国=96、英=88
MMさん (墨田)社=85、英=88
KS君(墨田) 国=94、社=93、
理=98,英=100
お問い合わせ
0120-630-133