
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
3月中旬に恒例の歓送会を開きました。
おいしい釜飯を食べて、贈る言葉を述べさせてもらって、各自、文章を残してもらいます。
その題材のひとつが「後輩達へ」です。
Sさん(元高3)のものを紹介します。
「高校生活3年間は非常に短いです。だからスマホなんかいじって無益な時間を過ごさないでください。友達は多くなくて大丈夫です。ただ深い話ができる友達をつくっておくのはおすすめです。……私は負けず嫌いだったので、テストは頑張って高得点を取ってきました。そのおかげもあって指定校推薦で上位大学にも行けました。しようと思えば勉強はいくらでもできるし……。最後に文理選択はよく考えて選んだ方がいいです。やりたいこともないのに理系を選ぶと地獄をみます。」
先制パンチが効いていますね。いきなりスマホなんかいじってる場合じゃないぞ!と。
Sさんの芯の強さだけでなく、より充実した人生を送ろうとする生に対する責任感を感じさせてくれます。
「深い話ができる友達」という表現からも、知性というか自己成長への限りない思いが読み取れます。
これぞ理想の高校生です。「大人」です。
「スマホなんかいじくって無益な」と言い切ってしまうSさん。自分なりの哲学をもっていますね。
自分の人生にとって何が第一義的なのか、しっかりと認識できています。
幼さやスマホ依存からいっこうに抜け出せない高校生が少なくない中、Sさんのような高校生は際立って見えます。大学側もほってはおかないでしょう。
ちなみにSさんは、かなりの読書家です。読書をはじめとして、まわりの先輩や大人たちの日常的な関わりと言動が、「大人化」への推進力となります。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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