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わたしが薦めるこの大学(その1)

2025.10.29 塾長ブログ

墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。

 

「文系で、塾長のお薦めの大学はありますか?」

 

これまで繰り返し問われてきた質問です。

 

生徒には薦めたことはないのですが、仮にわたしが大学生に戻れなら、「立命館アジア太平洋大学(APU)」と答えることでしょう。

 

大分県・別府にあります。

ちょうど4年前、塾の夏休み中に訪問しました。

 

広すぎて、暑すぎて移動は自動車(学生たちはバイク、自転車)。

広大な土地に十分すぎるほどの教育施設が林立しています。

 

別府の温泉街も近距離にあって、温泉・お風呂好きのわたし(1日朝、晩2回は入ります)にはたまりません。

 

何より魅力的なのが、国籍のダイバーシティ(多様性)です。

どこぞの大統領が毛嫌いする多様性です。

約90カ国の地域から優秀な留学生が集まって来ています。

 

すべてではありませんが、寮は外国人との相部屋だそうです。

 

性別や年齢、国籍に関係なく、インクルーシブ(包摂)な教育がなされ、教員・学生同士の少人数でのディスカッション授業が当たり前のように盛んに行われています。

 

 

地域交流や提携事業、社会連携、国際協力等々、極めて動きのある講座が目白押しです。

わたしの時代の大教室でマイクを使ったマスプロ授業とは雲泥の差があります。

 

より早い段階で外国籍の意識の高い青少年と接することの教育的、そして教養上の意義は計り知れません。

 

偶然にも数日前の新聞で、東北大学が 「新プログラム創設へ 授業は英語、定員の半分は留学生、入学後1年間は留学生とともに寮生活……」といった記事を目にしました。まさしくAPUに倣ったプログラムですね。

 

外国籍の方々との交流に限らず、障がいをもった方、性的少数者の方との直接的な触れ合いの機会を、ぜひ早い段階で子どもたちに経験してもらいたい。

 

そうすれば、移民や外国人の排斥、レイシストのような誤った行動とは無縁の、優しさあふれる歩み寄りのアクションを起こすようになるでしょう。

 

差別意識は、学習不足と直接的な触れ合いの欠如から起こるものとわたしは感じています。

(次回につづく)

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

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