毎年、ゴールデン・ウィーク休暇を長くとらせて頂いています。
今年度は、4/28(日)から5/6(月)の9日間です [中学3年生
のみ、5/1(水)は授業があります。お問い合わせ等につき
ましては、5/1(水)か、5/7(火)以降にお願い致します。]
さて、貴重な長期の休暇。
「塾長の趣味は?」と問われれば、やはり井の一番に読書と
答えることでしょう。
休日は、教育や社会科学系よりも、小説に目が奪われて
しまいます。
この休暇では、未読となっているドストエフスキー最後の長編
『カラマーゾフの兄弟』を亀山郁夫(光文社)ではなく、原卓也
訳(新潮文庫)で読んでみようと思っています。亀山氏の訳の
方がよいですか?ロシア文学に詳しい方、ぜひアドバイスを
お願いします。
数年前、ウエル学院オリジナルの読書案内を作成しました。
そこでは中学、高校、親と3つに分けて図書を紹介しました。
ここでは、わたしの一押しの小説を5点だけリスト・アップ
します。有名なものばかりですが、未読の作品があれば、
目をお通しください。”はずれ小説”はひとつもありません。
●「原爆で”顔”を奪われたある女性の壮絶な人生」
千田夏光 『踏まれ草』 汐文社
●「水俣病と人間の尊厳にふれる」
石牟礼道子 『苦界浄土』 新潮文庫
●「被差別部落民の優しさとその闘いに感動する」
住井すゑ 『橋のない川』 新潮文庫(全7巻)
●「インドに渡った駄目神学生に神の光が…」
遠藤周作 『深い川』 講談社文庫
●「もう一つのダ・ヴィンチ・コード」
ピーター・シャビエル 『イエスの涙』 アートヴィレッジ
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0120-630-133