
とても残念なこと。それは、
あのドジャーズが、大谷翔平選手がトランプ大統領のお呼ばれに乗って、やすやすと大統領執務室まで訪れたこと。
わたしたち一般人にははかり知れないことがあるのでしょう。
しかし、この訪問はわたしからするとアウト!です。
ご存じのようにかの大統領は、多様性や人権を切り捨てています。永住権をもつ外国人から言論の自由を奪うだけでなく、不当逮捕し、強制送還させています。裁判所からの命令を無視し、乱発した大統領令をかたくなに強行しようとしています。これは、民主国家の根幹でもある“三権分立”を脅かす越権行為です。さらに加えて、この数日間、トップの話題となっている独断的な関税措置。
ファッショ的な気配を感じているのはわたしだけでしょうか。
こうした何百年もかかって積み上げてきた民主主義や法の支配をいとも簡単に否定するような為政者に対して、なぜドジャーズは、大谷選手は “片膝ついてNO!”と言えなかったのか。
アメリカにおいて、いまほど大きな発信力が求められている時はないと思うのですが。
第1次トランプ政権時代には、プロバスケットボールチームの覇者・ウォーリアーズがチームとして訪問を取りやめています。同様に、プロフットボールチーム・イーグルスも拒否者が続出したという過去があります。
民主主義を否定し、人権をないがしろにするような大統領を表敬訪問するなど、断固として拒否するのがアスリート以前に、人としての責任ではないでしょうか。
政治とスポーツを分けて考えるべし、などは使い古された幼稚な論理です。
国がファッショ的になれば、あらゆるスポーツは「国威発揚の道具」になり下がることは歴史が証明しています。
アスリートこそ、その発信力を民主主義と人権の尊重に向かわせなければならないと思います。
わが生徒達には、トランプの「相互関税」やその弊害、そして「貿易戦争」についての記事を読み、
今後の世界経済を垣間見る機会を作りました。
何を感じ取ってくれたかな?
本日もお読みいただきありがとうございます。
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