
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
無いものねだりですが、日本人にフランス市民の政治気質が少しでもあればと思ったりします。
先週以来、パリで20万規模の反政府デモが行われています。
放火や暴力行為は論外ですが、フランス市民の政治的エネルギー~フランス革命以来、市民は政治に直接声を上げて、民主主義国家を作り上げていく政治姿勢~には感服します。
日本は、30年来賃金は上がらず、加えて昨今の物価高。大学への国の教育投資は国際平均の半分!
負のスパイラルから抜け出せていません。
すべては政治の責任、失政、悪政ですね。
なのに、多くの日本人は黙っている。動かない、動けない。
デモに対してもネガティブな印象しか持てず、結果、何も変わることはない。いや、生活はますます苦しくなるばかり。
フランス市民のような動的で発言力のある行動で示さないと、為政者は眠りから覚めることはないでしょう。
さて、9月、新学期を迎えるにあたって、まずは中学2年生クラスの‘てこ入れ’からはじめました。
学習内容が抽象的、論理的になる一方、慣れからくる中だるみの時期でもあり、残り半年をいかに過ごさせるかがキーになってきます。
いくつかの‘てこ入れ’を行ったのですが、興味深かったのが「スマホの預かり」です。
入室と同時にスマホを預かり、帰宅時に返却するという、たったこれだけのことなのですが、授業前の数分間の休みや中休みの生徒の様子が激変しました。
今まではスマホとのにらめっこ(ゲーム)の時間が、友達との会話であふれるようになりました。
“ゲーム脳”が“友達との会話脳”に変換されて、生き生きとしたコミュニケーションの場に様変わりです。
わたしは休み時間も、勉強の場と考えていますので、スマホを預かるということにしたのですが、中学2年生が具体的な行動をもって以下のことを示してくれました。
スマホもいいけど、やはり友人同士の生の会話、コミュニケーションに勝るものはない!
本日もお読みいただきありがとうございます。
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