平野 : 時間になりました。今日の授業(19:20~21:50)
はここまで。
A子 : エー、ハヤー。もう終わり? なんか、終わるの早く
ない? そうだ、夏期講習の長時間学習
(10:30~19:00)が効いてるよね。2時間半
なんて、あっという間。先生、ワタシ成長したみ
たい。成長したでしょ、先生。
かわいいものです。自分の成長を皆の前で、認めてもらいたい。A子ちゃんは勉強面で親からほめられたことはあるのかな? 親や教師の気配を感じながら、いやいや勉強してきたのかな? 成績が下がると、ただただ叱られてきたのかな? 「何のために勉強するのか」、いろいろな話を聞いてきたかな? 残念ながらA子ちゃんには肝心なエネルギー、勉強へと向かうエネルギー(例えば意欲、好奇心、素直さ)が蓄積されてきませんでした。
この点、小学生からウエルに通っている生徒は、安定感があります。「勉強=自分の仕事」という観念が出来上がっています。塾内テストの点数が悪ければ、指定された日時に素直な気持ちでリテスト(再テスト)を受けに来ます。小学生時代のGT学習により、長い時間集中する「体力」を持っています。また、点数が悪かったときの「内省力」(例えば、悔しくて涙をこぼす、次回の戦略を練る)なども育っていると思います。
A子ちゃんは、真逆でした。「他の曜日に来てまで、なんでテストなんか受けるの!?」と。しかし、夏期講習、8月集中授業を良き友と経験する中で、大きく変わりました。今では、リテストもあたり前のように受けます。長時間学習もOKです。ウエルが目指すもの、それは「教師からの自立」であり、「親からの自立」です。
A子ちゃんに向かって一言。「A子は十分に成長したよ!」
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