墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
暗い気持ちになります。
この2・3日で2つの統計の結果が公表されました。
1つは、「小中高生の自殺者数 500人超と高止まり 厚生労働省 『危機的な状況』 として対策を強化」
あと1つは、「子から親への暴力急増 年4700件、30年で6倍」
1日2人まではいかないものの、自殺未遂を入れたらどれほどの小中高生が悩み苦しんでいるのか、想像もつきません。未遂は自殺者の10倍とか20倍もいるとの報告もあります。
若いほど自殺の動機がはっきりしませんが、女子高校生ではうつ病など「健康問題」が40%弱と最多で、次いで学業不振や友達関係などの「学校問題」の34%です。
自死にはさまざまな社会的な背景がある一方で、日本人の美徳なのか、「我慢・辛抱」が負の要因にさえ思えてきます。
苦しいとき、悩んでいるとき、悲しいときは、『おおいに人に頼っていい』。
『恥の文化』ではなく、こうした『人頼りの文化』が当たり前のように根付いてくれたら、と思わずにはいられません。
自民党がこれまで信奉してきた新自由主義。
『自己責任の文化』と言い換えてもいいでしょう。
自殺者の高止まりや増加は、こうした政府の政治思想にも原因の一端が存在します。
今後の政治に期待しましょう。
あくまで弱者の視点で政治を操る動きが出てくることをわたしは期待します。
子どもから言葉を掛けられ、信頼される大人の存在が何よりの求められているということなのでしょう。
「子から親への暴力急増」については次回ブログにて。
本日もお読みいただきありがとうございます。
寒暖差のある毎日、風邪ひきさん生徒もちらほら。
体調にはご留意ください。
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