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常に弱者へのまなざしを忘れない

2025.05.17 塾長ブログ

墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。

 

最近、TVコマーシャルでやたらと目にするのが「生命保険」、特にシニア向けの。

 

同様に、新聞の折り込みでは、 ‘高価買取 おたか○○’をはじめとする「金の買取」広告が頻繁に舞い込んできます。

 

「保険」と「金」。

両者には何か関連性があるのでしょうか。

どのような社会的な背景が指摘できるのでしょうか。

 

いずれにしても、金を売ったり、新たな保険に加入できるシニア層は、一定(以上)の生活が享受できているという証になりますね。

 

 

折に触れ、生徒達には「ものを見る視点・視線」について話をします。

具体的には“弱者へのまなざし”です。

 

「塾で試験勉強してくる」ではなく、「様々な理由から、通いたくても通えない友達がいる」

 

「父の日は、家族で外食する」ではなく、「父がいなくてさびしい思いをしている友達がいる」

 

「金を売ってもうけたシニアがいる」ではなくて、「生活保護水準以下で生活しているシニアがいる」

 

 

生徒たちには“賢き思考のくせ”、すなわち弱者に思いを馳せるという思考回路の形成を望んでいます。

前者(強者)の話題が出てきたら、必ず後者(弱者)の存在に視点を当て、この立場で自分ごととして考えを深めていく。

三角形の頂点を見上げるのではなく、最底辺層にいつも視点を当てておく。

強者の圧力を感じたら、弱者の立場に立って守り抜く。

 

 

こんな生徒がどんどん増えてくれることが、ウエル学院の願いでもあります。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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