
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
“いつやってくるのか?“
やらないでほしい!と念じながら時の経過にゆだねてきたのですが、やはり実行に移しました。
トランプによる大学・知識人への攻撃と排除です。
世界的に有名な名門ハーバード大学への介入が限度を超えています。
教育や学問の自由そしてDEI(多様性・公平性・包摂性)への攻撃、何より助成金の一方的な凍結など大学運営へのあからさまな妨害が行われています。
ハーバード大学だけでなく、他のいくつもの大学に対しても同様な妨害を行っています。
リベラルで自由で、しかも憲法を順守するハーバード大学。
トランプが一番嫌いなんですよね、こうした民主主義的な思想が。
相手に意味もなく「左派」というレッテルを張りつけて、けなげな国民を味方につけようと誘導する。
自我が未成熟な臆病者ほど先に悪手をくり出す。世の常です。
裸の大様よろしく、自分の姿(悪政の数々)が見えていないのでしょう。
今から50年ほど前。カンボジアで独裁者ポル・ポトが政権を握り、150万人~200万人もの人たちが処刑殺害され、命を奪われました。
最初に標的にされたのが、「知識人階級」でした。
独裁者はまず頭の切れる知識人や大学関係者の口を封じ、自らの悪行三昧に国民の批判が及ばないよう手を打ちます。
思い出すのが安倍・菅政権の「日本学術会議」つぶし。
大学人、科学者に対する言論統制に近い行為に出たことは記憶に新しい。
「日本学術会議」は、日本の科学者の代表機関として創立以来、平和と学問の自由を擁護し、戦前の反省から軍事研究を否定してきた歴史ある組織です。
トランプ同様、この2代にわたる総理も平和、学問、科学者というものがお気に召さなかったようです。邪魔というより、おそれを抱くのでしょうね、偽りの為政者は。
『歴史はその姿を変えつつ繰り返す。』
政権が大学に手を突っ込み始めたら、要警戒です。
民主主義の危機と理解した方がよい。
国民の生活も負のスパイラルに巻き込まれることでしょう。
権力の動きに鈍感になってはなりません。
チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ、大人たち!」(NHK番組)と叱られてしまいます。
明るい未来のためにも、子どもたちにはこうした歴史的な事実を学びにしてもらいたいですね。
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