墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
中学生の前期中間考査で、これまでの最高順位をたたき出した生徒が目立つようになりました。
いい傾向ですね。これをもって長期の夏期講習に突入です。1・2年生は酷暑の中の部活と塾の講習を両立させなければなりません。そのハウ・トゥーはベテラン塾長にお任せください。
さて、またまた日本の恥をさらす結果になってしまいました。
『男女平等 日本は過去最低 125位』
政治分野138位。収入や企業の役員数・管理職数などが主な指標となる経済分野も133位と低迷。
まだまだ戦前の『男尊女卑』の思想が生き続けていると言わざるを得ません。政治や企業が、家父長的な文化や政策を手放さないでいるということなのでしょう。男女平等しかり、ジェンダーしかり、わたしたち昭和オヤジの思想があまりにも貧困なのですね。
その点、子どもたちは敏感な反応を見せてくれています。
『男尊女卑』 ならぬ 『母尊』 の傾向が顕著です。
5年ほど前の調査(小4~中2の800人)では、「尊敬する人」の1位が母親で(68.1%)、父親を初めて上回りました。昨年9月の調査(女子高校生)でも、「尊敬する人」の1位=母親、2位=歌手・アーティスト、3位=友だちと続き、父親は何と7位です。娘からはかなり距離が置かれている現状です。男子高校生では、1位=友達、2位=スポーツ選手、3位=歌手・音楽アーティスト、母親は6位、父親は7位です。僅差ですが、やはり母親の方が上回っています。
父親の存在感は薄まり、母親への尊敬度は確実に高まっています。
もう20年以上むかしのことになりますが、「やせほそった父性」とか「父性なき社会」「父性の復権」という言葉が飛び交いました。現状とは異なり、当時は男性性や家父長制を強調するようなそれこそ昭和のオヤジの復権に近い父親論が強調されました。
そんな父性は今や流行りませんね。
母親への尊敬度の高まり、至極当然です。
わたしも一人の父親として容易にうなずけます。
日常の行動を見れば歴然です。家事に追われ、勤めにも出て疲労困憊なはず。そんなことはおくびにも出さず、子どものために生きてくれている。相談にも寄り添ってくれて、なによりも愛してくれている。感謝と尊敬・リスペクトの対象そのものです。
残念ながら、今の父親は優しいけれども、子どもへの貢献度は全くかないません。
お母さんには頭が上がりません。
でもこれだけは。
体と心をいたわってください。
日本は、母親に有形無形の自己犠牲を強いるような未成熟な国と言わざるを得ません。
変えていかなければなりません。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
本日もお読みいただきありがとうございます。
酷暑の折、ご自愛ください。
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