社会科に関して、ご家庭でぜひ実行していただきたいこと。
①毎日一緒にTVのニュースを見て、言葉を交わす。
②地図帳をリビングに置き、地名など出てきたら親が率先して位置を確認する。ウクライナ、カタール、クロアチア、アルゼンチン、辺野古、等々。
➂ネットでそうした国々の状況や特徴などを調べてみる。
➃鎌倉殿をはじめとする歴史物語や池上彰氏などのニュース解説番組をいっしょに見る。
子どもの社会への関心度を早期から高めるといった、よい意味での「仕込み」が求められてきます。
やはり、お父さん、お母さんの関心度が低いと、子どもも低くなってしまいます。
時間ある限り子どもを「社会」に引っ張り出してあげてください。
わたしの授業初めの「新聞購読」やニュース・よもやま話には(もちろん毎回ではありませんが)、“広く社会に関心を持たせる”というねらいがあります。
女子は大学の学部選択において「文系」「文型」にかたよる傾向があります。
私大の場合、英語、国語そして社会(日本史・世界史・政治経済他)が入試科目になります。
社会嫌いは不利になることは明らかです。進路の選択肢を狭めてしまうことに繋がります。
広く社会への関心度や社会的な認識力の拡大、子どもを「大人化」させるうえで欠落させてはならない素養とわたしはとらえています。
選挙に出向かない大人たちが半数もいる風潮の中にあって、子どもたちに社会への興味を持たせるのは容易ではありません。
より民主的な社会を作っていくためにも、子どもたちの社会的な認識力はなくてはなりません。
未来を背負う子どもたちに奮起してもらいましょう。
本日もまたお読みいただきありがとうございます。
今年度最後のブログになります(授業は31日までございます)。
皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
前回ご紹介した社会・偏差値75のK君には『13歳からの地政学』(田中孝幸 東洋経済 2022年)を手渡しました。良書です。全国の中学生、高校生にお勧めします。
中3生には、お年玉でこの本を買って、毎日1節ずつ読みなさいと伝えました。
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