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私立高校からのスポーツ推薦について

2024.09.25 塾長ブログ

墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。

 

数日前の三者面談から。

「中3生Aに誰もが知る私立B高校から、スポーツクラスへの勧誘があり、いかがなものか?」

 

このクラスに入らないと、部活に参加することはできないそうです

入学金や授業料等の免除はありません。

 

Aはすでに決めている気配で、最終判断をする前にとりあえずわたしの話を聞いてから、というスタンスでした。

 

Aの「決めている」、とは私立Bの誘いをけって、都立に進むという選択です。

 

これまで実に多くのスポーツ推薦に関する相談を受けてまいりました。

時間をかけて、スポーツ推薦のメリットとデメリットの双方を事例を挙げて説明します。

内容的にはデメリットにかける時間の方が圧倒的に多いのですが。

 

わたしから勧めたり、止めさせたりはしません。

たくさんの情報と考える材料を提供して、最終的には本人自身に決めさせます。

親や先生、顧問、コーチの意見は聞くものの、自らの意思で最終決断をさせます。

 

例えば、親の意見に盲目的に従って入部してしまうと、何かの挫折にぶつかったとき、親へ責任を転嫁して、自ら挫折を乗り越えることが難しくなるケースが少なくありません。親子関係にもひびが入ります。

 

これは中学・高校・大学選びと同様です。

本人の意思を無視した選択は、いつかかならず破綻します。

 

わたしが問題として取り上げておきたいのは、高校からの勧誘に対して、9月という早い時期に決断を迫られるという点です。

 

「この9月中旬に決めてくれ」と、高校側からプレッシャー。

都大会が終わってまだ1カ月です。他校からの勧誘もあります。

考える時間が少なさすぎますね。

 

もう1点は、都内私立高校の「入試相談」は、毎年12月15日と厳格に決められていますが、スポーツ推薦には、こうした規定がないようです。これも問題です。

 

また、9月・10月に入学が内定されてしまうと、受験の緊張感から解放されて、勉強がおろそかになることは見えています。

来年の都立高校の入試(2/21)まで必死に勉強に取り組む生徒と、この9月で内定をもらう生徒の差は言うに及ばず。

 

 

スポ薦で中3生を青田刈りする私立高校側は、はたして負い目や責任を感じているのでしょうか。あくまで教育の一環としての部活動です。原点に立ち返ってほしいですね。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

以下は、恒例の”ウエルの頑張りっ子”の一例です。

 

≪高校部 評定平均≫ ※高校部もまじめにコツコツ努力しています!

TS君 4.3(科学技術)

HY君 4.4(関東第一)

SR君 4.2(小岩)

FSさん 4.5(深川)

WSさん 4.3(墨田川)

WT君 4.1(城東)

[以上8/31までの集計分]

 

≪英検2次 合格者≫

※1次試験合格者、2次も全員が合格!

2級  高2 HK君(本所)

準2級 中3 KS君(墨田)

3級  中3 KT君(寺島)

    中3 TY君(桜堤)

    中3MMさん(墨田)

 

≪数検 3級≫

中2 KS君(墨田)

※中2のこの時期での3級(中3終了範囲)はお見事!

 

 

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以下は、ウエルの頑張りっ子たちの前期・中間テストの結果です。掲載されなかった生徒も、伸びを示している子がたくさんいます。今回は85点以上を載せました。

中学1年

 NK君(吾二) 数=87

 ST君(桜堤) 社=90、理=91、

英=86

 NT君(墨田) 理=98、英=90

 HK 君(桜堤) 社=92、英=86

中 学 2 年

 MY君(立花)  英=96

 KS君(墨田)  国=88、社=95、

数=96、理=95、(英=84)

 SKさん(桜堤) 国=85、社=91、

数=87(英=83)

 HRさん(桜堤) 数=98,理=88

 KH君(桜堤)  国=86、数=94、

理=88

中 学 3 年

 HYさん(寺島) 国=87、数=95,

英=97

 TH君(寺島) 国=96、数=96,

英=93、社=93、理=98

 NIさん(桜堤) 国=92、社=94、

理=86

 TY君(桜堤) 社=88

 HAさん(小岩三) 数=92

 SSさん(墨田) 国=96、英=88

 MMさん (墨田)社=85、英=88

 KS君(墨田) 国=94、社=93、

理=98,英=100

 

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