明日、中学3年生の保護者会を控え、資料の作成や話の内容をまとめることに忙しい……。にもかかわらず、秋晴の爽やかさには勝てず、お散歩に出かけていきました。
ウエル学院から歩いて5分のところに、かの有名な『向島百花園』があります。
当学院は、明治通りに面していますので、一直線で百花園に着きます。
150円お支払いして、案内書をいただく。こんな説明が。
「江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に、骨董商を営んでいた佐原鞠塢(さはらきくう)が、交友のあった江戸の文人墨客(ぼっかく)の協力を得て、花の咲く草木観賞を中心とした花園として開園されました。」
なんと200年の歴史です。1978年に文化財保護法により国の名勝・史跡の指定を受けています。
今日は、ススキを背景に、様々な種類の菊が展示されていました。
小鳥たちのさえずりも耳にやさしく、忙しさの中にあってほっと一息つけました。
菊は日本由来だと勝手に思い込んでいましたが、奈良時代に遣唐使によってもたらされたそうです。
わたしの目に留まった花、小菊、それも盆栽の小菊。色彩とその可憐さにしばし見とれてしまいました。
そのすぐそばで紺の作業衣をまとって菊の手入れをしているお若い女性。
さしたる用もないのに、近づいて小菊を盆栽にする意味など質問させてもらいました。
わざわざ手を休めて、そう可憐な笑みをうかべて丁寧に答えてくれました。
小菊の花言葉、「純情」。
さあ、保護者会の準備に取り掛かろう。
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0120-630-133