墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
偶然にも前回ブログに登場してもらったUさんが、台湾での留学を終えて訪ねてきてくれました。あのパイナップルケーキをおみやげに(ありがとう!)。
「ほんとに充実した1年間でした。でも、前期の授業と勉強は泣きたくなるほどつらかった。」
「もう、こわいものはありません。すべては何とかなる。こんな自信がつきました。」
あの泣き虫で臆病だったUさんの口から放たれた言葉とは思えません。
教育(心理)学で取り上げられて久しい「自尊感情」や「自己肯定感」の向上、まさにモデルになるべく1年間苦労を重ねて帰国しました。
孤独と孤立、現地言語(中国語)での学業、そしてだれにも頼れない自律的な生活、これぞ留学ですね。日本人の大学生とつるむことをしなかった点も、評価します。
わたしから見て減点があるとすれば、日本にいる母親との通信が最小限でとどまればよかったこと。 また、親が現地(台湾)に会いに行ったことも、2つ目の減点です。
“すべて一人で乗り超える” “孤独の中で自分磨きをする” “困ったこと、辛いことがあっても、親だけには連絡しない” わたしの留学先での3箇条です。
いまや親と子は以前とは異なり、ずいぶんフラットな関係になりました。
大学のオープンキャンパスにいっしょに参加する、大学受験の日程表を親が作る、さらには会社説明会に親も参加する、就職先に関して口出しをする、等々、“親とのコラボ(?)”がより増えてきているように感じられます。
親への注意・勧告用語でもあった「過干渉」「過保護」といったことも、これまでほど耳にしなくなりました。
ただし、一点だけ忘れてはならないこと、それはこれまで繰り返し強調されてきたこと、
『わが子の親からの自立』。
子どもと楽しく過ごしていく一方、自立・自律を促すような日々の関わりに心配りをしていきたいものです。
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