先日、『子ども時代多読→人生ポジィティブ』という見出しのアンケート結果が、新聞に載っていました。そのまま引用します。
「小学校入学前から中学時代までの読書量が多いグループの方が、少ないグループよりも、『自分のことが好き』『なんでも最後までやり遂げたい』『生活に満足している』といった前向きな意識を持つ傾向が強かった。ボランティア活動に参加したり、子どもに本を読み聞かせたりした経験も多かった。」(朝日新聞2013年2月26日付け。アンケートは独立行政法人国立青少年教育振興機構によるもの。)
まとめれば、読書は子ども達を賢くし、思考力や感受性を鍛えてくれるばかりでなく、自尊心や人生への主体性をもはぐくんでくれる、と言うことでしょうか。
学校の「朝読」程度では全く足りません。学力世界1位のフィンランドにならって、国をあげて本格的な読書指導を展開すべきです。いまや活字文化が廃れ、何でも「ネット」という時代です。読書の効用については、ことさら強調されるべきだと考えます。
ウエル学院の小学部では、読書を宿題にしています。図書リストの充実はもちろんのこと、生徒のみならず、保護者への積極的な働きかけ
と協力が不可欠になってきます。
読書の楽しさ、もっともっと伝えていきたいところです。多忙な毎日ですが、親、教師が率先して書に向かう姿を見せつけてまいりましょう。
お問い合わせ
0120-630-133