ある小学生のお母さんからこんなメールをいただきました。
「今年の夏休みの読書感想文、昨年のものと全く違って、成長の跡が見られました。学校の国語の文章題テストが見違えるほど解けるようになり、点数が上がっています。読解力がついてきたのは塾のおかげと思っています。引き続き宜しくお願い致します。」(9月10日 Mさん)
子どもといっしょ、わたしもほめてもらうといっそうやる気が出てきます。
小学部は2年生からです。国語も算数も“地味な作業の連続”です。
国語は読書から始めます。年間で100作品、それも名作ばかり読破しています。
読書が終わると『朝日小学生新聞』を使って「要約」の作業に入ります。キー・ワードとキー・センテンスの把握という読解力の核になる訓練を行っています。
メインディッシュは記述式の読解問題集です。
漢字テスト、紙辞書を使っての意味調べも毎週の課題です。
小学部はわたしとの1対1の個人指導です。
一人ひとりに有益なアドバイスを与えて、読解力・要約力・記述力の向上を図ります。
算数も同様に、基礎の徹底と同時に、じっくり考えさせる問題にあたらせ、「暗記算数」ではなく、「算数地頭を鍛える」作業を取り入れています。
国語と算数の2時間(週2回)、「常に読み込み、常に考え、常に記述する」、この地味さが真の学力に結びついていきます。弟さん、妹さん、なるべく早めにいらして下さい。詰め込み式の勉強ではありません。地頭を鍛えるトレーニングなので、早ければ早いほど効果が出てきます。
年々、高校入試も大学入試も全教科で文章量が増え続けています。
共通テストの国語や現代社会では、400字詰め原稿用紙にして50枚分もの文字数があります。テーマや設問の要点をおさえながら、超高速で読み取る力が必須となっています。数学や理科も同様で、設問の文章がやたらに長いのです。
大学受験の学習法を扱った最新本『逆転合格90日プログラム~偏差値46→80科学的ノウハウ全公開~』(篠原 好 ダイヤモンド社 2022年10月)で、「私立理系志望で、「英語」「数学」「物理・化学」しか受検しないKさんに対し、「現代文」の勉強をやってもらいました。」結果、4ヶ月で偏差値が33.9上がり、慶応大学の薬学部・理工学科に合格した、とのことです。
よく言われるように、読解力・語彙力をはじめとする国語力はすべての教科の土台になります。土台がしっかりしていないと、全教科の伸びが期待できません。すそ野が狭ければ、高い山にならないのと同じ理屈です。
スマホもいいが、紙の本の世界にも心遊ばせてもらいたい。
わたしの授業は、新聞記事を読ませることから始めることが多い。文字にあたる、行間を読む、背景を探ることによって、本質に迫る。限られた時間ですが、学校では学べない内容も教えてまいります。
本日もお読みいただきありがとうございます。
感染者が増えてまいりました。
ご自愛のほど。
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