
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです
≪お知らせ≫
①小学部、中2クラス、中3クラスは
あと1~2名で満席となります。
お早めにお申し込みください。
②夏期講習日程
前期:7/20~8/3(12日間)
後期:8/20~30(9日間)
盗撮による相次ぐ小学校教員の逮捕。
学校いや教室内の安全神話など吹き飛んでしまいます。
文科省は、「盗撮防止のため、教室、トイレ、更衣室などで隠しカメラの有無の点検」を全国の教育長に打診しました。
これって小学校内での話ですか?
“さあ、みんなで担任のヒラノ・センセの盗撮カメラを探そうぜ!オー!”
笑い話ではなく、現実味を帯びてきました。
男性教員を疑いの目で見なければならない時代になってしまったのでしょうか!?
高校卒業後、MG製麺で店長を任されたある青年の労災がようやく認定されました。
月100時間を超える時間外労働、休日出勤の常態化、不十分な休憩時間等々、過労からうつ病を発症し、自死寸前まで追い込まれてしまいました。
いくつかの着眼点を取り上げて、保護者の皆様にも考えてもらいたいと思います。
1つは、高校卒業後まもなくの労災であったこと。本人も親もおそらく無自覚であったことと推測されます。
どんな事に? 労働基準法に。
賃金、労働時間、休憩、休日、時間外労働、解雇、等々、明確に規定されています。
MG製麺の労働の強要は、まぎれもなく労基法違反。
本人も親も不調を訴える前に動かなければなりませんでした。
無知や無自覚の行く末は、泣き寝入りか、最悪は自死です!
2つは、以前から訴えていることですが、「主権者教育」として、投票行動をはじめ政治、経済、社会、労働法の授業をカリキュラムとして取り入れるということです。
特に、労基法は社会へ出る前の必須知識です。
政府や企業は嫌がるでしょうね。
労働者が知識や知恵を得ることによって賢くなってしまうと、自分たちの‘悪’が見破られてしまうからです。
3つは、元店長の父親の務めです。
この父親が声を上げ、アクションを起こさなかったならば、まさしく泣き寝入りで、大切な息子の命を失ってしまっていたかもしれません。
労災が認定されることによって、わが子を救っただけでなく、MG製麺で働く労働者ばかりか、特にブラックと指摘されている飲食業界全体に労基法順守という風を(どれだけの‘風圧’かは分かりませんが)吹き込んでくれました。
わが子が何らかの法規違反にのみ込まれている時、親はどういった行動を取るべきか。
“逃走するのか。あるいは闘争するのか!?”
親の行動のあり方こそ、わが子への教育的配慮と言えます。
理不尽なものには専門家の助けを借りながらも、親自らが学び、闘うしかありません。
過酷な労働の場からまずは逃げること、そして知恵をもって闘うこと。
ぜひ、教訓としたい。
さて、これ以降は流し読みしてください。
こんな宣伝が流されているのですね。
「MG製麺はすべての店に麺職人がいる」
これをもじってパロディをおひとつ。
「MG製麵にはすべての店に、過労でうつに追い込まれている麵職人がいる」
こんな毒でも吐かせてもらわないと、元店長と同世代の青年とともに歩むこの塾長の気がおさまりません。
今はやりの“エレガントな毒吐き”は、わたしにはムリです。
いつまでたってもダーティな表現から自由になれません。
もう1つ見つけてしまいました。
あるスポーツ紙の芸能欄に「国分太一、MG製麵のサイトから姿消す TOKIO城島茂、松岡昌宏は継続掲載」を見出しとする記事が。
滑稽ですね。
コンプライアンスと労基法違反を平然と犯す企業が、コンプライアンス違反を繰り返したとされる芸能人の首を切る。
「おまえに首を切る資格はあるのかい!」と2度目の毒吐きです。
ある究極の場面での親の行動。
愛がなせる業。
一時避難して、そして闘う。
応援します。
本日もお読みいただきありがとうございます。
※≪ウエルの頑張りっ子たち≫(中間テスト成績優秀者及び英検合格者)については、集計途中のため来月号でご報告いたします。
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