国は外出してお金を使って来いというし、都は今日からの連休は再びSTAY HOMEをお願いしたい、と。
こんにちは。1ヶ月のご無沙汰です。
ネット上でHPが迷子になり、ブログの更新ができませんでした。
こんなことってあるんですね。業者の方が一生懸命になって
探し当ててくれました。
熊本県に親戚があります。
あの集中豪雨。気が気でありませんでした。
出産を目前に控えた女性もいて、病院は大丈夫なのか、病院までたどり着けるのか、みんなで心配してました。
無事元気な赤ちゃんを授かったことに感謝し、そしてなによりも亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
授業に入るや、生徒達にはいきなりこんな質問を浴びせかけました。
『先生には、この九州に始まる集中豪雨と、新型コロナは、同じ現象に見えるんだけど。元をたどっていくと、同じところに行きつくんだ。豪雨とコロナに共通するBIGなことを考え出してみて!』
小学部、中学部、高校部のすべてのクラスに投げかけました。
自然云々、環境云々、グローバル化、中国云々、食料云々……と
単発的な解答をいくつも出してくれました。
ウエルの生徒たち、わたしがしょっちゅう社会問題などにふれるため、
社会意識はけっこう高い。ニュースを毎日欠かさず見る事、大学生、社会人になったら、新聞を読むこと、中・高生には事あるごと言い続けています。小学生には、朝日小学生新聞の1面を読ませています。
豪雨とコロナのBIGな共通点。
わたしの答えは、人間による自然への軽率な侵入、もしくは破壊。
すでに報告されているように、九州地方に始まる集中豪雨は、インド洋の海水温度の上昇➡大量の雲の発生➡大量の積乱雲の発生➡風に流され九州地方に。
海水温度の異常なる上昇は、まさしく地球温暖化によるもの。人間による自然破壊です。
加えて温暖化は、エボラ、マラリヤ、デング熱、コレラなどの拡散の原因にもなっていることがわかっています。
コロナ。
増え続ける食料需要や、食への過度な執着が、食べずにおけばよかったコウモリに人間を導いてしまいました。コウモリは”ウイルスの貯蔵タンク”と呼ぶ人もいます。市場で売られていたそうです。
ウイルスのすみかは”野生”。この野生世界に人間が入り込み、荒らしてしまった。本来のすみか、生態系の中にいる限り、ウイルスはおとなしいが、その場から離れると、天敵や免疫がないのであばれだし、増殖するのだそうです。
人間はもちろん、自然には”神聖なる領域”がある。どんな理由があろうと他者が入り込んではいけない。
わが子であっても、親が入り込んではいけない領域というものがある。自己本位な親にはその存在が見えなかったり、たとえ見えていても親という権威をかざして、土足で入り込もうとする。子どもの心とその後の人生が、壊される。
同様に、自然にも”神聖不可侵な領域”があり、人間がふれたり、足を踏み入れたり、まちがっても改変したりしてはならない。今はやりの言葉を使えば、人間と自然・野生との確固たるゾーニング(分断)が求められています。
今や、『史上最悪の絶滅の時代』。100万種の動植物が絶滅に危機にあると報告されています。すべては人間に責任がある。人間の様々な活動がその原因です。
このコロナの時代を機に、わたしたちは新たなパラダイム(人間観、自然観、社会観、政治観、経済観)を打ちたてることが求められています。
もう、政治屋にはだまされてはいけません。無策・丸投げ・逃げの
3拍子揃った哲学なき政権には、とりあえず退いてもらいましょう。
東京都の感染者数が止まりません。
冷静に考えれば、これだけの自由な活動をしているわけですから、
当然です。何の手立てもなく、都民へのお願い戦術では、新型コロナの感染力からして、致し方がありません。
数週間前から、高校生の部活が本格化して、マスクなしの接触プレーが当たり前になっています。家庭内感染し、その高校生が部活の友達にうつす。部活内でクラスターが発生してもおかしくない。これが東京じゅうで起こったならば。
自分が感染してもおかしくない、と考えた方がいいですね。
わたしも覚悟はできています。
常識的な防備をして、それでも感染したら、突発的な事故として
あきらめる。
そして、自分を責めない。感染した人をけっして責めたり、排除したりしない。
どこの国の政治的リーダーが発したのか思い出せずにいるのですが、
3ヶ月まえの全世界的な”STAY HOME”の状況下にあって、
その指導者は ”STAY HOME.AND BE KIND.”
BE KIND.~親切なこころをもって~ を付け加えているのです。
苦しく困難極まる今こそ、人のありがたみを感じ取り、ほんの小さなことにも感謝の気持ちを言葉に出していきたいですね。
※8月1日から集中授業・夏期講習が始まります。
準備に余念がありません。
授業・講習で使う教室は、前はホワイト・ボードがあり、その上は
窓となり、後ろは教室への入り口のドア。廊下は北西にながれ、
それぞれにドアがあり、外とつながっています。つまり、教室の
4方向のドアを常に開放し、さらには扇風機を回した状態で授業を
行います。手洗い➡手指アルコール消毒➡1日中の換気
万全を期します。
お問い合わせ
0120-630-133