毎日の 3時のおやつは守るのに
9時の就寝 守らない子ら (朝日新聞5月3日付け)
はずかしながら、わたしも夜型人間になりかけています。
「もう寝なさい!」 「いい加減にしなさい!」
お母さん方にとっては、毎日がうんざりするような”戦い”に
さらされて、いいかげんほっぽり出したくなる心境ではないでしょうか。
そういう時どうすればよいのでしょうか?
答えは簡単です。
可能な限り、ほっぽり出せばよいのです。お母さんだって人間、子どもにあたっていいのです。心情を吐露すればいい。その場から逃げ出せばいい。
小学3年生以上なら、理解してくれるはずです。
こうしたいわば危機的な時こそ、これまでの親子の関係性や、夫(家族)との関係性が問われてきますね。
子が親を信頼し、心から愛していれば、子どもは動いてくれるもの。
親をかばってくれるような思いやりの言葉や行動が見られる。
子どもが動いてくれない。
それは、親に対する信頼感に欠けていたり、あるいは親を思いやるだけの精神的な成熟を遂げていない時。反抗期特有の気恥ずかしさもありますね。
家庭内での虐待件数がコロナ以来、激増しているとの予測があります。体験的にも想像がつきますね。
子どもとの生活に様々な工夫を凝らし(といっても、すでにネタ切れでは?!)、親自らのストレスの発散も大事にしてください。こわいのは、親の”キレるさま”を子どもは模倣し、学習してしまうことです。感情面の「世代間連鎖」と言ってもよいかもしれません。
わたしも、自分の嫌なところをわが子が引き継いでいる場面を、これまで何度も見てきています。反省と懺悔、このふたつのワードしかありません、(T_T)(T_T)。
でも、完璧な人間なんていませんよね、と言いつつこの話題からそれる(逃げる)ことにします。でも、再度強調しておきます。完璧でなくてかまいません。手を抜くところはおおいに抜いてください。
さて、がらっと話を変えます。
気になる数字を見かけました。コロナ関連倒産状況なのですが、2月=2件、3月=23件、4月28日=105件(全国の累計)というものです。
2月に比べて52倍と言うとなんだか納得してしまいますが、ニュースや身近な現状を見ればれば、105件という数字はあまりに過少で信じられませんよね。
その通りなのです。
コロナに関する感染数や、致死率、休業補償の計算式等など、毎日のように様々な数字が躍り出てきます。
直感的に理解したつもりになってはいけませんね。どういう計算式で、どういう数字を当てがっているのか、冷静に判断したい。
105件の倒産。
これには休業、廃業、解散などは含まれていません。
これからどんどん出てくるでしょう。たとえば飲食店、居酒屋さんなどで「長い間ご愛顧いただきありがとうございました。〇月△日を持ちまして……」
こころいたみます。
この廃業は「倒産」にカウントされないのです。
特に現政権は、国民の目を真実からそらすための「数字」、「改竄したウソの数字」を平気で出してくるということは周知の事実。
だまされないように用心しましょう。
今日は憲法記念日。
生徒達には日本国憲法の「崇高な」理念を知ってもらうため、
中学1・2年生には、井上ひさしの『子どもにつたえる日本国憲法』(2006年 講談社)、そして公民を授業として習う中学3年生には『あたらしい憲法のはなし』(2001年 童話屋)をこの休み中に手渡しました。
『あたらしい憲法のはなし』は、日本国憲法が公布された翌年(1947年)に、当時の文部省が作った中学1年用の社会科の教科書です。
憲法を学ぶための最初のテキストとして、大人も一読の価値があります。
民主主義国家建設のための歴史的な息吹をも感じ取れます。
できたら、あの人、エーと、誰でしたっけ?
コロナ禍で苦しみもがく国民をよそに、優雅に子犬と戯れ、コーヒーかなんか飲んで気取っているあの人。「あの人」にこそ読んでもらいたいのが文部省作成の『あたらしい憲法のはなし』なんです。
心身の体調はいかがですか。
十二分にご留意ください。ご拝読ありがとうございます。
※ウエル学院は連休明け5月7日(木)から授業を再開する予定で
準備をしています。
大幅な授業時間の変更とこれまで以上の感染防止策を施します。
状況により、再度休塾の可能性もあります。5日か遅くとも6日の夕方までにこのブログにてお知らせいたします。
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