昨日の首相による緊急事態宣言延長の記者会見、ご覧になりましたか?
すでにいろいろな方々が批判していますので、わたしからは印象だけひと言。
明日からの生活をどうしようか、廃業しようか、命を絶つしかない、こうした絶望の淵に立たされているおおくの人々に対して、想像力が全く機能していない首相。これが第一印象。
まさしく戦前の国家イデオロギーのひとつ、「欲しがりません勝つまでは」を復活させるべく、国民に多大なる犠牲を強いています。保障よりも精神論ばかりでしたね。
違いますよね。真逆ではないでしょうか。
戦いに勝つためには、まずは戦士(国民)に食料や整備といった物質的な補償をすることです。これなしに戦いに挑むなどは無謀です。小学生でもわかること。
前提になる「もの」が先にあって、やる気だとか戦意高揚などの「こころ」は後にくる、こうした物事の基本的な道理を無視し続けています。
かつての天才女優の一言が思い出されまた。
調べてみたら26年前の新語・流行語大賞に選ばれた名文句。
「同情するならカネをくれ」
『家なき子』(最高視聴率37.2%)で安達祐実さんが発した一句です。国民が首相に期待したこと、それは”お金”ですよね。はしたないことでも、ずうずうしいことでもない!いま最も求められているのは、国民が国に預けてある税金を戻してくれ、一刻も早く、明日にでも、こういうことですよね。
国民の期待を実にみごとに裏切る犯罪的とも言ってよい「会見」でした。
とんかつ屋さんの店主が自ら油をかぶって、焼死したとのニュースが飛び込んできました。これからの見通しがたたなかったのでしょうか。
いのちは大事に、早まってはいけない。こうした励ましよりも 「同情するならカネをくれ」、いまやこの名文句以上の政治的な決着はないのではないでしょうか。
※ウエル学院の生徒さん、保護者の皆様へ
授業再開の準備はできました。日程もカリキュラムも3密対策も。
本日18:30からの小池都知事による会見を確認して、明日の夕 方にこのブログにて詳細を掲載いたします。
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