
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
この猛暑が当たり前となる日本の夏、自然への謙虚さを取り戻さないと、さらなるしっぺ返しが待っているような気がしてなりません。
9月1日から平常授業となりました。
ウエルは8月20日から9日間、8月分の授業をこなしているので、以下に述べる心配はないのですが、学校教育に目を転じると、子どもと毎日接している身として、やはり危惧せざるを得ないことが3点ほどあります。
1つは、子どもの自死です。
18歳以下の自死は夏休み明けの9月1日が最も多くなっています。
昨年度は全国で、529名が命を絶っています。
暗数(未遂)を含めると、この数倍もの青少年が自死という最終手段を選択していることになります。
原因・動機で最も多いのが「学校問題」で、「健康問題」「家庭問題」より上位にあります。
苦しさ、生きづらさ、居場所のなさ、疾病など、まわりにいる大人たちがどこまで本人が抱えている辛さの源泉に迫れるかが、試されます。
それぞれの大人がそれぞれの分野で寄り添い、暖かみのある対応を継続していかなければなりません。
ついでに言えば、自死のみならず、不登校数も過去最多、教(育)職員の精神疾患も過去最多、教員採用試験の採用倍率は過去最低です。
日本の公教育、制度疲労を払しょくできずにいます。
小手先の政策をいじり直すばかりで、なんら効果の跡が見られません。
日本の自動車産業を守りぬくために、アメリカに80兆円もの投資をするという。
トランプの言うがままに、防衛費を大幅に増額する気配もある。
投資額や防衛費の数パーセントもあれば、15人程度の少人数学級や教職員の大幅増員が実現できるはず。
子どもたちの教育にもっとお金を使いなさい。
これこそ未来への最優先投資と思うのですが。いかがでしょうか。 (つづく)
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