
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
前回のつづきです。
9月に入って子どもたちの様子をうかがうと、心配になることがあります。
1つ目は、前回のブログで示した青少年の自死です。
2つ目は、参院選を通して広まったトランプばりの「日本人ファースト」というキャッチコピー。
こんな独善的で差別的な公約が受けるなんて、それだけ日本の社会に構造的な欠陥があるということなのでしょう。
小中高において外国にルーツを持つ生徒数は、いまや約15万人。
日本人がファーストなら外国にルーツをもつ子はセカンドなのか、サードなのか、それともラストなのか、あまりにも独善的でばかげたコピーです。
みじめで肩身の狭い思いをしている子がどれだけいるのでしょうか。
いじめやからかい、ハブの対象にならないことを祈るばかりです。
国や自治体はもちろんのこと、教師、親は先頭切ってこうした差別的で排外主義にNO!を突き付けるべきですね。
心配の3つ目は、子どもの体重減です。
あるNPOのアンケート(自由記述)に目が留まりました。
「高くて1年間コメを買っていない」
「経済的な余裕がなく、家庭で十分な食事を用意することが難しい」
「子どもの体験、経験、学力不足を気にしている」
困窮する子育て家庭の現状の一端です。。
顔色悪く、やせて登校した子がいれば配慮の必要性があります。
一時的な配慮ではなく、継続的な見守りをお願いしたい。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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