
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
≪お知らせ≫
◎小学部、中2クラス、中3クラスはあと1~2名で満席となります。
お早めにお申し込みください。
◎夏期講習日程 前期:7/20~8/3(12日間)
後期:8/20~30(9日間)
気づくと高校に入学したあたりから“反権力” “反強者”という構えがつくられていました。
誰に教授されたわけでもなく、読書からの影響でもない。ただ強者の横暴に黙っていられない‘体質’でした。
今月は2つの裁判案件に溜飲が下がりました。思わず「よっしゃー!」と気合いが入りました。
1つはアベノマスクに関するもの。
国は400億円超もかけてあのちんけな布マスクを3億枚作りました。うち8300万枚が在庫です。
この無駄遣い以上に問題なのが、国・官僚はマスクの作成、配布に関する一切の業務記録は残していないと隠蔽を図ったこと。
しかし、このたび大阪地裁は記録が存在しないなどは考え難いとして、国家賠償を命じました。
官僚たちの安倍政権に対する忖度と隠蔽体質がまたもや白日の下にさらされました。
もう1つは、大川原化工機訴訟において、国と東京都が上告を断念し、警察および検察が謝罪しました。
詳細は省きますが、警察・検察による意図的なでっち上げ事件なのです。冤罪事件です。
法廷で捜査員が「(事件は)捏造(ねつぞう)だ」と証言しています。都と国に1億6600万円の賠償が確定しました。
子どもたちにはこうした事件を通して、権力は平気でウソをつき通すこと、権力は罪なき人々を犯罪者に仕立てること、新聞やテレビなどのメディアも警察・検察からのリークをそのまま報道し、結果として権力に加担してしまうこと。
教え諭しておかなければなりません。
子どもたちの報道・情報に関するリテラシーを機会あるごと高めていくこと、情報化社会における親の務めでもあります。
正確な情報であるかどうかを読み取る力、および対象に対する批判的な精神の涵養、
この2点は将来ある子どもたちにとって、なくてはならない教育的素養と言ってよいのではないでしょうか。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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