塾長ブログ

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6月 中学3年 保護者の皆様へのお便り

2015.06.24 塾長ブログ

6月は、英検、初めてのVもぎ、定期テスト、修学旅行、そして引退試合など、中3生にとって、Big Eventが目白押しです。

Vもぎは日々の不勉強さ、各教科の弱点と課題、志望校の合格確率など、様々な情報を与えてくれます。どしどし受けていきましょう。成績結果は、2週間ほどで塾に送られてきます。個人面談形式で各生徒に手渡して、時間の許す限りアドバイスをしていきます。

今回の定期テストにおいては、実技4教科に手抜きのないよう呼びかけました。御存知の通り、実技4教科の内申点が、これまでの1.3倍から2倍に換算されることになりました。内申(通知表)の①点が、入試得点の9点にもなるのです。

さて、ほとんどの生徒は6月後半から7月前半で部活が引退になります。親としては、高校受験へと心の切り替えを期待するのですが、これがなかなか難しい。

 

バーン・アウト(燃え尽き症候群)して、1,2ヶ月勉強に手が付かなかったり、運動を急激にストップさせたことによる肉体的な違和感から、一時的に無気力になる生徒も見かけられます。中3生にはこうした事態が待っているということを、おさえておいてください。

 

これから入試までの親としての構えについて、ふれておきます。

単純化してしまいましょう。

『励まし、見守るだけ。あとはケセラ・セラ!(なるようにしかならない!)』

まず、受験は子どもの仕事と割り切りましょう。子どもを信じ、任せるしかないのです。勉強に向かおうと、さぼろうと受け入れるしかありません。あるがままの我が子と対峙していくのです。親が勉強に口うるさくなればなるほど、子どもの偏差値は下がります。子どもとウエル学院に任せればいいのです。お母さんは、家の中でドーンと胡坐をかいていればいい。子どもから何か言ってきたら、傾聴する。すべてのことを後回しにしてひたすら聞き役に徹する。

お母さんが神経質になったり、おろおろしたりすると(特に入試間際に)、子どもに負の行動をもたらせることになります。

 

親にできることは、家庭内の安寧とわが子への暖かい励まし。

 

もうひとつは、高校探しのよき相談役になって下さい。都立の志望校は、Vもぎのデータ分析からほぼ特定されてきますが、私立高校がなかなか決まりません。都立に落ちたらほとんどの生徒は、私立に行くことになりますので、時間をかけて選択しなければなりません。値段が張ってしまいますが、『首都圏版 高校受験案内 2016』(晶文社 2376円)の購入をお勧めします。

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