墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
教え子のお店でボリュウームたっぷりのランチをいただく。
帰り際、店主の嘆きは尽きることはない。
「雨ばっかりで、それも週末に強く降って客数が減り困っています。豪雨、台風で葉物野菜が3倍になったものもあって、この物価高には太刀打ちできませんよ。」
円安と直結しているこの物価高、よくなる気配すら感じられません。
「〇月からはさらに何千品目の値上げが決まっている」
春先以降毎月のように知らされる悪夢の値上げラッシュ。
高市政権は「責任ある積極財政」と威勢のいいスローガンを連呼するばかりで、まったくと言ってよいほど国民生活はよくならない。
食料品の消費税1%やそれとセットの現金給付の財源(10兆円)もいまだに明らかにされることはなく、増税や年金の歩留まり、医療費の負担増など国民の不安は深まるばかりです。
日常、かすかすの年金でぎりぎりの生活をしている高齢者がどうしても目に入ってきます。
「捕捉率」という言葉をご存じでしょうか。
厚生労働省の推計では、全国の高齢者世帯の生活保護の捕捉率(実際に受給している人の割合)は、約20%とされています。
では、残りの80%の人たちは?
そうです、受給資格があるのにもかかわらず、様々な理由から受給していないのです!
よく言われるのが、「社会的スティグマ」です。
生活保護を受けることへの抵抗や恥意識。
国に生活を頼りたくないという価値観。
貧しさや苦労に耐えて戦前、戦後を生き抜いてきた方々の矜持と言ってよいのでしょうか。
高齢者の皆さんの矜持には頭が下がります。
しかし、対象は「生活保護」という国民のれっきとした権利に関わる問題です。
基準以下の生活であれば、それを客観的なデータとして持ち寄り、国民としての当然の権利を訴えればよいだけのことです。
恥とか矜持などという主観的な問題は排除して考えるべきです。別次元の問題です。
戦後、苦労を重ねて日本という国を作り上げてきた圧倒的多数の高齢者。
1日の食費が1,000円以下とは、なんたる失礼な扱いでしょうか。
高齢者の自宅を積極的に訪問して、生活保護の広報活動をしてもらいたいです。
恥でもなんでもなく、理にかなった選択であることを徹底して伝えていく。
弱者に冷たい社会は、すべての人にとっても生きづらい社会であることは、歴史が証明しているところです。
子どもたちにはこうした高齢化社会の切実な問題や課題が見えづらくなっています。
機会あるたびにお年寄りのご苦労や孤立、貧困といった現実に直面させていきたいものです。
お年寄りに寄り添うことによって、優しさあふれる子どもが育っていきます。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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