墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院 平野進学教室からのお便りです。
(ウエル学院月刊紙『保護者の皆様へのお便り 7月号』の再録となります。)
6月上旬に小中学生全員と短い時間ながら面談を行いました(高校生は7月上旬に予定しています)。
「何か困っていることはない?塾長はどんな時でも味方して、相談にのるからね!」といった主旨の面談です。
「学校のクラスのこと、友達のこと、習い事・部活のこと、おうちのこと、自分自身のことなど、全部ひっくるめて満足度100%とすると何%になるかな?」 (仮に70%と答えたならば)「では、残りの30%は何がどうなったらうまるかな?」 こんな質問を投げかけました。
小学生はおおむね80%以上でしたが、低い子の理由として1つは、「友達関係」、女の子の‘苦労’がうかがえました。
‘しんどさ’まではいかないものの、当人の不愉快さはおさまりません。
じっくり最後まで聞いてあげて、カタルシス(心的浄化)を図ってあげたいものです。
2つは、「習い事に時間がとられているのでもっとゆったりしたい」との訴えです。
わたしの見るところ、習い事そのものが嫌なのではなく、“大人の眼・監視”に疲れてしまう、ということだと思います。
まじめでひかえめな子ほど「大人疲れ」をしますので、留意してあげたいものです。
学習塾を含め習い事の掛け持ち、総時間数の多さは、学びの受動化やストレスの増加など負の要因となること、おさえておきましょう。
他には、担任とのすれ違い、親に甘えられないなど、話してくれた生徒もいました。
次に中学部ですが、面接する限りでは深刻な問題を抱えている生徒はいませんでした。
全学年とも満足度はかなり高く、逆に「もっと深刻になれよ!」と思わず口をはさみたくなる生徒もちらほらいました。
中1では、「部活の先輩が意地悪でイヤ」、「スマホやゲームにはまりすぎている」、「理科と社会が苦手」、などが挙げられました。
いつの時代も部活の先輩達の言動は鼻につくものです。
スマホ、ゲームに関して、本人自身が「これはまずい!」と自覚していました。自覚できていない子たちがリスキーなのですが、先月のお便りでお伝えした通り、まさに親側の対応が問われてきます。
授業数の都合で、理科は2年から、社会は3年から正規授業に取り入れ強化していきます。
大切にしてほしいことは、家庭内で理科や社会に関する話題を事あるごとに取り上げ、必要であればいっしょに調べ学習をしてください。
中2は、家庭内の満足度は高く安心材料なのですが、部活への不満が強く表れていました。
顧問のリーダーシップへの不満、部員のやる気のなさを訴えていました。
わたしからのアドバイスとして、練習終了後、10分間ミーティングを毎日開いて、今日の練習の自分自身の反省点と今後の課題を皆の前でトークする、ただし他人批判は一切しない、というものです。あくまで自分をチームメイトの前でさらすのです。これを毎日続けることの効果は、実証済みです。
中3の満足度は平均すると80%をきります。
ほとんどが「勉強・成績」に関する不安のためでした。
具体的な高校名(目標高校)を挙げる生徒がほとんどでしたが、なかには「我、関せず」の生徒もいました。
会場テスト「Vもぎ」を受けていく中で「我、関せず」は解消されていきます。
今回の中3との面接で特に注目したのが「どこまで自分を語る言葉をもっているか」ということでした。
素直でまじめな子ばかりなのですが、語りがあまりにも幼いというか、自分事として物事をとらえきれない、こんな印象をもちました。
生活満足度が高いということは安心材料のひとつですが、自己成長という教育的な観点からすると、甘えと消極性の温床にもなりえます(例えば、ゲームのやり放題は、家庭満足度を押し上げるかもしれませんが、成長という観点からはハテナ?ですね)。
わたしの務めの1つが、彼らの大人化です。大人の話、大人の発想、大人の行動をたくさん示していきたいと思っています。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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