墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
4/26(日)から5/6(水)、ゴールデンウィーク休暇をいただき、塾は全休となります。
一時、シンギュラリティという言葉が独り歩きをして、わたしたち市民を不安に陥れました。
シンギュラリティ・・・・AIが自己改良を繰り返し、人間の知能を越えて社会の予測不可能になる転換点。
当時は多くの仕事が奪われるとの雇用の喪失に注目が集まっていましたが、現在は最大の不安であった「人間の制御を外れ、暴走の懸念が」ということが現実味を帯びてきました。
ごく最近の新聞記事からそのまま引用します。
「危険すぎて公開できないAIが米国で開発され、関係者が危機感を募らせている。悪用された時の影響が計り知れないと、開発企業が一般提供を見送り、米政府は金融機関と対策を練る。日本でも自民党が……政府の関係省庁や米IT企業と議論を始めた。……(開発されたAI)ミトスは、人間の制御を外れ、指示していない行動にも出た……。」(朝日新聞 4月21日付)
ミトスが仮に金融機関のシステムを突破すれば、金融システム全体の危機につながるといいます。
AIに無知なわたしは、危険すぎて公開できないとか、人間の制御を離れ、指示していない行動に出たなどと聞くと、強い恐怖感で一瞬息が止まる思いでした。
むかしから言われつづけている「科学の暴走」。
科学技術が先行し、または秘密裏になされ、倫理や道徳による監視ができず、追いついていけないという危険性。
広島、長崎への原爆投下を引き合いに出さずにはいられません。
原爆の開発、「マンハッタン計画」と科学者の倫理をテーマにしたアメリカのヒット作品、『オッペンハイマー』(2023年)。
劇場まで足を運び、パンフレットまで購入しました。
原爆のリアル、悲惨さへのアプローチに欠け、不満は残ったのですが、科学者の使命感と同時にその倫理観との葛藤、そして科学(者)はやがて時の国家や政治権力に取り込まれて、悪用される。
監督・クリストファー ノーランによって見事に描かれていました。
「科学に関する意思決定」という問題になるのですが、民主主義国家おいて、それは政治権力が決定を下すのではなく、国民からなる意思決定機関「参加型技術評価」(PTA)が積極的に機能されることが望まれます。
様々な人たちが、様々な知識を持ち寄り、対話し、討論を重ねていく。
こうした民主的な組織が権限をもって科学をリードしていくことが理想ですね。
『科学は未来をひらく』
これは標語ではなく、中学生に薦める本の題名(『科学は未来をひらく~中学生からの大学講義3』(ちくまプリマー新書)ですが、科学が‘悪魔’から市民の手に渡されたときはじめて、人間社会の明るい未来が拓けるのでしょう。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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