墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
いまやサンドバッグ状態で叩かれている埼玉県の自民党県議団が議会に提出した「虐待禁止条例改正案」。
子どもだけの登下校や留守番が「虐待」にあたるという何とも現実離れした条例案。しかも、そうした行為を見かけた場合、「通報義務」を第三者に義務付けるという。
突っ込みどころがあり過ぎて、まじめに批判する意欲さえそがれてしまいますね。
ただ次の一点だけは見逃すことができませんので、シングルのお母さん方とも日々接している塾長として、指摘しておきます。
この条例案を読んでまず浮かんだのが、子どものため必死に働き続けるシングルマザーとそのご家庭。
登下校の付き添いなど不可能にちかい。祖父母などの援助者がいなければ、留守番をさせる以外ありません。
この自民党県議団の条例案は、浮世離れした、知性のかけらも思いやりも感じられない内容であるばかりか、シングルや共働きの親の真摯で必死な生きざまを否定するかのような印象をわたしは受けました。実に不愉快で、怒りを感じます。皆さんはいかがでしょうか。
自民党筋の教育案は、決まって伝統的で家父長的な臭いがぷんぷんします。
母親は家にいて、母乳で育てて、子どものしつけにあたるべし、こうした良妻賢母型家庭教育からいつまでたっても離れることができないようです。
自民党などから推薦を受けて当選した滋賀県のどこかの市長も、「不登校の大半は親の責任。(フリースクールなどへの)財政支援を国が言うべきではない。」と述べて、やはりサンドバッグ状態に追い込まれています。
相変わらずの「自己責任論」ですね。
子どもが学校へ行かないのも、非行にはしるのも、勉強ができないのも、すべてが親の責任へと向かう。
なぜもっと優しくなれないのでしょうかね。
なぜ子どもを社会全体で育てるという発想に立てないのでしょうかね。
自民党の埼玉県議団に申し入れたいです。
「あなたの実の娘さんやお孫さんの立場に立って、自分事として子どもの教育を真剣に考えてくれませんか」と。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
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