墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
ウエル学院 2年に1度くらいでしょうか、こんな「小事件」が起きます。
中学生A(本人イニシャル、学校名は伏せます)はこの教科に関する限り抜群の成績を収め、資格試験も誰よりも早く取得しています。前期定期テストも9割をゆうに超え、⑤は確実です。ところが通知表には④という記載が。授業態度もよく、提出物を忘れる子でもありません。
「まずは担任にこの件を伝えてみて。なぜ⑤がつかなかったのか理由が知りたい」と。
30年以上もこの仕事に携わっていますので、何度も出くわしてきました。
慎重に事を進めなければならないことは、経験上わかっています。担任や教科の先生との間にわだかまりが残らぬよう注意させます。
思い出すのは地頭力のあるBくんとその母親のこと。
主要5科目は常に90点以上。なのに通知表は④のオンパレード。
放課後二人で学校へ“殴り込み”に行きました。
わたしの予想通り“返り討ち”にあって、その足でわたしのもとに訪ねて来ました。
ウエルでは授業に集中し、従順な子なのですが、学校ではどういうわけか“うるさがた”。
本人にも母親にも、中学では授業態度や提出物が‘命取り’になることを心してもらいました。
Aは連絡帳にて担任に相談しました。
その日のうち、担任から保護者に連絡があり、⑤に間違いないこと、そして謝罪の旨伝えられました。
わたしが感心したのは翌日の学校側の対応です。
放課後、教科の先生と副校長に呼ばれ、先生からは言い訳なく「すみませんでした」と。
副校長からは「ごめんなさい」と心からの謝罪があったそうです。
中学生に対しても素直に本心から謝ることのできる先生、すばらしいですね。
非を認めぬお偉いさんが多い中、わたしまで晴れ晴れした気持ちになりました。
わたしなど、生徒から「塾長、図の中の線分ABの長さはルート3ではなくて、ルート5ではないですか」などと指摘されるものなら、「えーと、その通り!誰がミスに気づくか、わざと間違えて書いたのだよ」なんて言い訳三昧の嘘つき塾長に変身します。
提出物を出したにもかかわらず、先生が誤って‘未提出’と処理してしまったのが原因でした。
学校の先生方は疲労困憊の中がんばっています。誰にもミスはあります。
問題はそのあとの処理と心からの謝罪ですね。
潔く子どもたちに頭を下げられる大人。
親も教師もこうでなければなりません。大いに見習います。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
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