墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
咳が完全に治るまで1か月もかかりました。
運動会・体育祭後に体調を崩す生徒もちらほら。
どうか体調にはご留意なさってください。
前回では、中学生の内申の「不可抗力」と塾側の悪しき「対策」についてお話させていただきました。
今回は「定期テスト直前の部活動の大会」について、その弊害を含めてお話させていただきたいと思います。
直前に大会が入ると、「テスト1週間前は部活動禁止」が禁止でなくなり、「1週間前は1日1時間の練習」などがあったりします。体力面の維持や試合当日の怪我を避ける意味もあって、致し方がないと思います。
ウエル学院は “部活に熱中しよう! 全面的に協力するよ!”という塾です。部活(その他)による遅刻や欠席などについては、「質問教室」(無料の個人指導)や「早呼び」(授業前の個人指導)で補っています。
わたしが今回指摘しておきたいことは以下の3点です。
まず、第1点は、テスト直前に大会などが入ると、成績上位者と下位者の得点格差がグーンと広がってしまうこと。
上位者は、学習の要領や能率がよいため、それなりの結果を出してきますが、下位者はけずられた勉強時間によってより低い得点を取ってしまう可能性が大です。
勉強時間ばかりか、両者の差はメンタル面にもあらわれたりもします。上位者は大会とテスト勉強を区別し、それぞれに気力を向けて取りかかりますが、下位者の中には大会のことで容量がいっぱいになり、勉強まで関心が向けられない、といった状況に追い込まれたりもします。
こうした生徒に対しては、「大会が終わった翌日の月曜日、試験勉強の道具をもって○○時に来ること!いっしょに試験勉強をする」とこの時ばかりは半ば強制的に呼び出します。嫌がる生徒はウエル学院にはいない模様です。かえって、「自分のことを心配してくれてる」と好意的に受け留めてくれるようです。
第2点は、中3生と高校生にとっては、内申・評定平均値がかかる大事なテストで、たとえば土曜・日曜が大会で十分な勉強時間が確保できなかった生徒と、土曜・日曜のまるまる2日間を長時間勉強に費やすことができた生徒との差は、言わずもがなですね。特に高校生の場合、同程度の学力の集まりなので勉強時間の差は得点結果に直結してきます。
第3点は、指摘というよりお願いで、大会日程への調整が生徒・学生の立場に立ったものにできないものかということ。
学期制によるテスト期間の違い、教員や運営委員の配置、競技場・体育館の手配等々、外からでは見えてこない大変さがあると容易に想像できます。中高生の“青春の燃焼”のためにも、大人の知恵で何とかならないものでしょうか。
部活動は教育の一環なのですから、土日ではなく平日に、それも大学生(例えば体育大学)に百人単位のボランティアをお願いして、とか、だめですかね。
先生方の働き方改革、それに伴う外部指導者の要請、地域クラブへの移行、指導者の暴力等、中学・高校での部活動のあり方が問われています。皆で知恵を出しあって、これまで以上に有意義な部活動ができるよう応援してまいりましょう。
本日もお読みいただきありがとうございます。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
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