墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
中学生の定期テスト対策週間になりました。
学校おわりにそのまま来て、勉強を始める生徒もいます。
授業日以外の質問教室も最大限に利用して、質問の多い科目である数学と理科を早めに仕上げてしまう賢い生徒もいます。
先週、6月の都立Vもぎの成績表がわたしのもとに届きました。
Hさんの国語91点、数学73点、英語96点で、3科目の偏差値が66。はじめてのVもぎにしては上々です。立派です。満面の笑みを浮かべて、わたしの手から成績表を受け取りました。
英語が96点(偏差値65)にも関わらず、中学2年生最後の通知表がなんと③。ありえない数値なのですが、体調やそのほかの不運が重なり③という評定になってしまいました。
内申にはこうした“不可抗力”が働くことがあり、とりわけ中学3年生にとっては決して見逃せない問題となっています。‘内申のために生徒会長に立候補する’ ‘授業中、積極的に発言する’ ‘見るにきれいな提出用ノートを作成する’等々、生徒たちの気苦労も話題にのぼります。
一方、塾によっては中学校別、先生別の定期テストの過去問を収集しておいて、それを翌年にコピーして「対策授業」に利用する。これは教育としての破綻を意味していますね。著作権の侵害の可能性もあり、あまりにも安易な、生徒の正義感を傷つける塾側の‘不正行為’と言ってもいいのではないでしょうか。なによりも、生徒の“自主的な学習の尊重”といった教育のど真ん中になければならない教育理念を打ち消す、誤ったやり方とわたしはとらえているのですが。
オジサン塾長の主張1: 『結果重視の教育は危険性をはらみます』
コピーしたものとそっくりな問題が出て生徒は喜んだ。成績も上がった。
はたしてこれを認めてもよいのでしょうか。塾の役割を果たしたことになるのでしょうか。
オジサン塾長の主張2 : 『教育はプロセスを大切に扱う活動です』
結果さえよければ何しても許される、わたしは賛成しません。いかなるプロセスを踏んでそうした結果に至ったのか、ここを重要視するのがまっとうな教育活動ではないでしょうか。合格させればそれでよいのか、得点さえ上げればそれでよいのか、立ち止まって考えるべき内容ですね。
キー・ワードは『子どもたちの知・徳・体の健全な成長』です。
この観点から、教育活動を見つめなおしていかなければなりませんね。
入試での内申の取り扱い方、一考の余地がありそうです。
昨日は、中学2年生クラスで英語の対策授業をしました。
<ステップ1> 音読、各文の文法の確認と和訳、そして重要構文とイディオムの確認。
<ステップ2> 教科書本文の重要文の暗記作業。
<ステップ3> 学校教材および塾で配布したワークでの練習。
何人の生徒が⑤を取って来るか、楽しみにしています。
本日もお読みいただきありがとうございます。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
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