墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
中学生は後期中間テストに向け、がんばっているところです。
先週の日曜日につづいて、土曜日も塾に‘缶詰’になってテスト勉強に励みました。
日本大学が学生の大麻・覚せい剤問題で揺れています。
部員による遊びの延長として、あるいは興味本位としての薬物使用とばかり思っていたのですが、背後に次のような誘因が存在していることに気づきました。
朝日大学(岐阜県)のラグビー部員がやはり薬物使用で逮捕され、検察側は取り調べの中で「ポジション争いにストレスを感じていた。部活をやり遂げないといけないというプレッシャーや、ストレス解消のはけ口として大麻を使っていた」と供述していたことを報告しています。
これはスポーツ推薦入学者の語った内容ですが、連日のきつい練習に翻弄される選手達に共通するメンタルそのものなのでしょう。プレッシャーやストレスのはけ口、これを一個人の弱さとして片づけてしまうのではなく、何らかの手立てを講じなければなりません。
「他チームでも薬物の話はよく聞く」 「未成年選手への飲酒の強要」 「下級生へのいじめ的な行動は日常」 あるアンケート結果からです。
日本の「体育会」の悪しき伝統そのものですね。
わたしも空手の世界に10年以上いましたので(わたしの道場は例外的にそうではありませんでしたが)その悪しき根性主義や暴力と隣り合わせの雰囲気はいまだに体が覚え知っています。
大学4年生は「神様」で、1年生は「奴隷」。
冗談交じりでもよく聞かれますね。
まずは、日本的な根性主義を脱して、科学合理的な鍛錬と練習という方向に変革していくこと。
そして、チーム内を民主化して、平等主義と基本的人権を守らせる。
さらに、大学の上位チームにはコーチや監督のほかに、メンタルトレーナーを配属させる義務を課すこと。
「最近の若者は精神力に欠ける」などの批判はよそに、メンタルを充実させるためのコーチングやカウンセリングを積極的に取り入れ、心身両面にわたって寄り添っていく姿勢が求められてくるのではないでしょうか。
部員の薬物問題を単に個人の問題として終わらせるのではなく、体育会の組織的な課題としてとらえ直す必要があるように思われます。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
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