墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
数学ステレオタイプのつづきです。
もう1つの論文の抄録からです。
「女子生徒が理数科目につまずいた際(中略)サポートがなく理数科目に対する意欲が低下している時に、文系に女性が多いという外的な要因があることで、『女性は文系』というステレオタイプが喚起されて、文系が選択されている可能性がある。」 (高見佳代他 『女子学生の文理選択の決断にステレオタイプが及ぼした影響に関する質的研究』)
理数の壁にぶつかったとき、適切なサポートがないと、理系進路を断念してしまう、それも「自分は女子だし、文系でいいや」といった固定観念に負けて(甘えて?)しまう形で。
高校の教科書の傍用問題集、単元ごとに「基礎」→「発展」→「応用」と問題が羅列されています。「基礎」はクリアーできても、「発展」となると‘別世界の問題’に見えたりします。「応用」となったら手の動きがぴたりと止まったりもします。
とりわけ理数科目では、授業の内容と問題集におさめられた問題に質的な乖離というか、レベルの違いが際立っています。授業で習った内容だけでは、「発展」「応用」問題に歯が立たないのです。
こうした場面で、「わたしは、無理。数学のセンスがない。他の女の子といっしょに文系にするわ。」となってしまうのです。サポートがないと自ずと文系選択へ向かうことになります。
今春、薬学部に現役合格したK・Sさん。
中学、高1を通して、英語と国語で点数を取る子だったので、高校で文系クラスを選択するものだと思っていたのですが、わたしとの面談で「理系・薬学部に進みたいと思っています」と力強く言ってきたのを懐かしく思い出しました。
正直、数学の出来からして、一瞬“浪人”という二文字が脳裏をよぎりました。
しかし、彼女は2年間、ほんとうに辛抱強く取り組みました。
『適切なサポートがないと』、そうなんです。理数科目は「サポートのあり方」が問われてきます。ただただ教えていれば伸びるか? 伸びません。
“何を、いつまでに、どのような方法論で” これに狂いが生じると、思うように力はつきません。
同時に、過保護にならず、本人の主体性を活かしながら、いっしょに入試を乗り超えていくといった“寄り添うの関わり”求められてきます。
ウエル学院では、授業日以外に週3日、質問教室(個人指導)が開かれています。この活用が、合否の決め手となっています。
ぜひ、お問い合わせください。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
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