墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りです。
前回のブログでは、大学生の部活「体育会」について、その根性主義と暴力と隣り合わせの雰囲気について見てきました。以前に比べかなり改善されてきたようですが、一部の体育会、特にコンタクトスポーツの上位チームにはいまだに散見されます。
スポーツを優先的に考えて高校選びをする、こうした生徒・保護者には時間を取ってお話して、以下のようなチェック事項を確認してもらいます。
選手が主人公ではなく、監督・コーチが主導のチームは避けた方がいい。上下関係の厳しいチームも同様。
単にネームバリューや実績だけで選ぶ危険性について留意していただきます。
今夏の甲子園、慶応義塾旋風が吹きました。
昭和の根性主義野球をあざ笑うかのように(ちょっとばかり言葉がきついですね) “エンジョイ・ベースボール”が席巻しました。
エンジョイ・ベースボールの歴史は1980年代にさかのぼり、当時の慶大野球部の監督だった前田祐吉氏(1930~2016)が「科学的・合理的な野球を目指し、エンジョイ・ベースボールを至上のもの」と説いたそうです。
以下を読むと前田監督がいかに先進的であったか手に取るように理解でき、またそのウイットに富んだ話は格別です。
「全体練習は短く、その後に選手たちは自主的に練習に取り組んでいた。むちゃな練習や理不尽な上下関係ほど選手を鍛えるような風潮もあった当時、練習中に笑っても問題なし。キャッチボールで声を出すと、逆に 『うるさい』 と言われた。『高校野球はおかしい。坊主にして野球がうまくなるなら、比叡山の坊主は野球がうまいのか』 と怒ったという。」 (朝日新聞11月1日付)
比叡山云々には笑いがこらえられませんでした。
高校球児にとって坊主頭が当たり前だった当時、坊主頭を当然視せず批判的にとらえるような先進的な発想。学問があったのでしょうね。まさしく 『学問のすゝめ』 (福沢諭吉)そのものです。
わたしも若い時は武道(相撲・空手)にスポーツ(野球・バスケットボール)にかなりの時間を費やしてきました。あらためてスポーツとは何か、何のためのスポーツなのか、生徒とともに考えていきたいと思います。
高校や大学におけるいわゆる“スポーツ推薦”には、十分な情報と時間をかけて決めていただきたいと思います。
墨田区 東向島 学習塾 ウエル学院平野進学教室からのお便りでした。
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