あい変わらず、痛風発作におびえながらの毎日ですが、水分補給と有酸素運動に心がけ、ゴールデンウィーク休暇もそれなりに楽しく過ごさせて頂きました。長編の小説も2作品読破でき、心もリフレッシュしました (五木寛之『親鸞』、浅田次郎『蒼穹の昴』)…
“贅沢病”と揶揄される痛風に悩まされています。今のところ激しい痛みはないのですが、足指の関節がもぞもぞして、いつ発作に襲われるかびくびくしています。7以下が正常値とされる尿酸値が11.2。お酒を多量に飲むわけではないし、食生活も野菜、大豆、…
小学4年生T君の「できごと作文」から。 「2月11日、2分の1成人式を行いました。ぶたいうらでとてもきんちょうしていました。(中略)お母さんがぼくに書いてくれた手紙を聞いているうちに、『こんなに自分は大事にされているんだなあー』と思い…
小学6年生E子さんの「出来事作文」から。 「11月○日、ピアノの発表会があった。祖母と母が来てくれるというのに、私の気持ちはいっこうに乗ってこない。友達は『絶対に間違えないで弾いてやる!』と言わんばかりの表情を見せて自信満々だ。祖母も母も…
この時期、毎年のように皆様からご相談を受けること、それは区立中学のいわゆる「越境入学」についてです。この場を使って、私の考えを率直に述べておきたいと思います。 「地元の中学が荒れているようなので、A中に申し込みをしようと思うのですが」「地元…
ひと月ほど前、ある知人から何の前触れなく「平野さんの塾って、有名なんですね」と。「ハッ?お世辞言っても何も出ませんよ」「墨田区の人気塾ランキングで、中学、高校部はともに3位、小学部は8位になっているのをネットで見ましたよ。」 ネットで塾を探…
8月の小学生の集中授業では、絵本や短編小説の読み聞かせを毎年行っています。今年は以下の8つの作品を取り挙げ、百字(または二百字)という字数制限を設け、もっとも感じ入ったことを書いてもらいました。 ①『へいわってすてきだね』(安里有生)~昨年…
さて、今月はダラシナ系の子を考えてみます。あえて「だらしない子」としないことには理由があります。それは「だらしない」という言葉には、どことなく全人格を否定してしまうようなニュアンスがあるからです。「あいつは金にだらしない」イコール「あらゆる…
新学年を迎え、2ヶ月ほど経ちました。ファウンテンのご返信を2通ほど紹介させて頂きます。 「・・・勉強に対する意欲、集中力がすごく身に付いたと思いま す。・・・自分から机に向かって長時間悩み考えながら、勉強するようになりました。塾から…
ある都立高校の推薦入試の日。 小論文試験を終えたその男子生徒は、次の集団面接までの時間を推しはかり、校庭に出てきました。都会の中心に立地しながらも、落ち着いた雰囲気を持つその高校が気に入ったようです。 ベンチに腰掛け、手持ちの雑誌に目を運ば…
恋と同様に、受験も青少年を詩人に仕立て上げます(以下の歌はすべて朝日歌壇より)。 本当は 自分はいるのに 今いないような気がする 受験会場 須田紫野さん あの緊張感に…
私の手元には内閣府によるある調査結果(「平成25年青少年のインターネット利用環境実態調査」)が届いています。 これによると携帯電話(スマホも含む)を所有する青少年(10~17歳)のうち、小学生の4割台半ば、中学生の8割台前半、高校生の9割台…
不安と緊張ーー受験生に襲いかかる二大ストレス。 先日、中3生に脳科学の話をした際、こんな約束を交わしました。 「みんな、本当に合格したい? 心からそう思う? では、先生と1つ約束をしよう。 守れた人には必ずや良い結果がもたらされる。 破っ…
私の今年の新語・流行語は、「じぇ・じぇ・じぇ」ならぬ「ど・ど・ど」。 「怒」の1つ目は、とてつもない悪法=特定秘密法案。自民・公明の議員は日本国憲法および国民をなめきっている。明らかに憲法の理念に逆行する悪法! 国民主権や民主主義、基本的人…
2002年度、総合学習の一環として英語が始まりました。そして2年前より小5、小6で必修化されました。 私も何度か授業をのぞきましたが、歌って踊ってゲームをするなど「国際理解教育」という謳い文句には程遠い“お遊び授業”でした。 訓練されていな…
小学生の国語の授業では、毎回課題作文を書かせています。 今月の作文の中で特に生徒にうけたのが、ウソ作文の一つ「むかし話パロディ作文」でした。 6年生KT君の「りんごじいさん」を紹介します。 むかしむかし あるところに おじいさ…
さて、学習意欲について貴重な学術論文を2つほど御紹介します。 1つ目は、学習の目的と学習意欲の関係を明らかにしたものです(辰野千壽筑波大学名誉教授 2006年)。 まず小・中・高の調査対象者一人ひとりの学習意欲を心理テスト(AAI)で測…
3回にわたり、子どもの学習意欲について考えてみたいと思います。ウエル学院月刊紙『いずみ』(271号)から抜粋いたします。 「もう少しやる気をもって取り組んでくれたら」、「もっと意欲が欲しい」、どの保護者の方も一度は口にする言葉ですね。まずは…
家庭環境についての2つ目ですが、親の目があまりに行き届かない子は、学習意欲が相対的に低いという傾向があります。子どもは放っておかれる時間が長いと、どうしても安易な方へ流れていきます。ここに自律のためのしつけが不可欠となります。この自律的訓練…
ここ4、5年痛感していることに、中3生の女の子で模擬テストの社会が壊滅的な生徒が増えています。学校の定期テストでは7~8割は取ってくるのですが、模試のように範囲が広く、問題文も長いと途端に思考力と記憶装置がショートしてしまうのです。本人に聞…
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